プレーオフ①　ネッツ＠シクサーズ

◎守れたのか、なんなのか

キャメロン・ジョンソンを止めることが出来なかったシクサーズ。じゃあなんでキャメロンが止められないんだろうか。１つにはタッカーが機能していないことなんだけど、ハーデンやマキシーが虐められてない状況そのものがおかしい。そしてスモールにしたのにエンビードをコーナーに連れ出すことも、プレーメイクのところでディフェンスさせることもしなかったネッツがおかしい。

うん、大体はネッツのオフェンスがおかしかったです。でも、とにかくキャメロンが止められなかったのでゾーンに変更した後半のシクサーズ。ここから急に守れるようになりました。前半はネッツが悪い。後半はシクサーズが守れた。

ただし、本来はスモールのオフェンスならばオニールやミカルがハイポスト経由すれば済んだはず。クラクストンがハイポストに来てもパスがこないし、ミカルが謎のハンドラーアタックしちゃうし。ワイドに広がるキャメロンのところにディフェンスが間に合うようになった分、真ん中にスペースがあるはずが使えないのはネッツが悪い。

ゾーンにするとエンビードがさぼれるメリットが生じますが、それ以上に守れないマキシーがスピードを生かして広いエリアをカバーしており、これがネッツの３Ｐを封じ込むことにも繋がりました。ってことで、やっぱりゾーンにしてシクサーズが守れたっていう事情も大きい。

全然関係ないけどシクサーズのＡＣはそろそろ他のチームに行ってくれないかな。優秀なディフェンスコーディネーターっぷりを発揮してほしい。

ネッツはセスやジョー・ハリスを投入して３Ｐに打開を求めますが、ドライブで引き付けられ売選手もいなければ、シューターをフリーにするプレーコールもありません。ただただシュートの上手い選手を並べればどうにかなると思っているのか。ちょっとアトキンソンを呼んできてよ。

そんなわけで守れたのかどうか難しいシクサーズでしたが、マキシーを隠すことに成功したばかりか、３Ｐオフェンスを封じることが出来たのがハーフタームの修正でした。これで３Ｑ終わって６８－６３とリードしました。超ロースコアだな。どっちもディフェンスがハマったのか、ただ単にネッツ劇場なのか。