◎ヤニスとアヌノビー
〇ヤニス
２２点
ＦＧ９／９
１３リバウンド
１０アシスト
ＦＴ３／７
３ターンオーバー
パーフェクトレコードにみえつつも、フリースローとターンオーバーはそうでもなかったヤニスさん。この記録を作ったのは、アヌノビーの変態ディフェンスって感じでした。相変わらず個人でヤニスを止めてしまう変態。前回の対戦ではヤニスがコテンパンにされてしまった印象でしたが、今日はその記憶が残っているからか、スマートなプレーに徹した感じです。ちなみに前回の対戦はこんな感じ。
〇前回のヤニス
３０点
ＦＧ７／１９
２１リバウンド
１０アシスト
１２ターンオーバー
ＦＧ３９％でターンオーバーは１２と、クアトルプル・ダブルだったわけですが、チームは１０４点しか取れませんでした。
アヌノビーの変態性が存分に発揮されたのは、前の試合も今日の試合も同じでしたが、変態に対して正面から勝負するかどうか、ヤニスの判断が違ったのでした。その結果としてチームの得点も多かったんだし、これで正解なんだ。必ずしもエースが点を取りまくるのが正解ではないのだよ。
〇アヌノビー
２２点
ＦＧ８／１２
一方で確率良く決めたアヌノビーですが、ディフェンスで働いたのか、働けなかったのか、ちょっと微妙でした。エネルギー消耗は激しくなかったのでオフェンス効率も良かった気がします。
そう考えるとラプターズはどうして負けたんだ。ヤニスを封じ込めながら、ブルックにやられたこと以上に自分たちが点を取れない問題が残りました。
〇シアカム
１３点
ＦＧ５／１４
７アシスト
〇バンブリート
２３点
ＦＧ９／２１
１１アシスト
どちらも「酷い」ってスタッツではありませんが、チームを勝たせるためには不十分でした。というか、ヤニスがアヌノビーに苦労しただけ、無理をせず確率がよかったのに対して、アシストはしっかりとしたけど、ＦＧが悪かった２人。
チームとしての問題もあるけど、個人としての問題もあるように見えるラプターズ。やっぱり解体しておけばよかったんじゃ・・・ってならないように、プレーインに備えてくださいな。