ウルブズ@ホークス

2023/3/13

スナイダーとゴベアの邂逅です。どっちがより恋しく見えるのか。

◎勝てないぜ

スナイダーがHCになって改善の様子は見えるものの劇的な勝率アップにはなりませんでした。ある程度は仕方がないけど、もうちょっと勝たせてほしかったよね。とはいえ、そういうタイプのHCならばプレーオフで勝てたはずだしさ。

主な課題はディフェンスにあります。本日は試合開始からマクダニエルズがヤングとのミスマッチを使いに使います。ウルブズとは思えないくらい相手を見た対応。難しいことできなかったのにね。

当然、ヤングは出来るだけコンリーを追いかけるわけですが、オフボールからスクリーンを多用していくコンリーに振り回されてしまいます。マクミランが就任したころ「ヤングを隠す」のが上手かったのですが、どうしてこんなにヤングが矢面に立ってしまうのか。ヤングだけスイッチとカバーを優先すればいいのにね。

それはスナイダーがディフェンスの修正を進められていないってことでもあります。ここがカペラじゃなくてゴベアだったら、こんなにヤングが虐められることはなかったのでは。ロケッツ時代のカペラはスイッチOKのペリメーターディフェンダーだったし、タイプが違うってことか。

オフェンス面でもマレーの判断の悪さやコーナー3Pが決まらないコリンズ。まあでも、今に始まったことじゃないし。ただ、スペーシング出来ていないのは気になります。マクミランからスナイダーになって早々に改善しそうな要素でしたが、取り組めていないのか、選手がいうことを聞かないのか。

コーナーへはポジショニングできており、問題は中央の3人です。そして中央がヤング、マレー、カペラってのは上手くいく匂いがしない。ボグダノビッチになったらちょっと改善していたし。ウルブズがセカンドユニットになっただけの気もするけどさ。

スナイダーになって改善傾向にあったのは、オフェンスパターンの増加です。ハンターのポストアップ中心に従来にはなかった形が増えました・・・が、ヤングアタックばかりしているな。元に戻ってしまったのか、しょせんHCはエースに勝てないのか。

ということで、緩やかな改善はあっても「明確な改善」が見られなかった1Q。特にディフェンスはもう少しやりようがあったというか、ジャズと違って3Pマークがキッチリでインサイドでやられているのが奇妙でした。

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