ニックス@レイカーズ

2023/3/12

トレード以降、レブロンとディアンジェロが欠場しても好調のレイカーズ。結局のところ、ハンドラー過多が問題だったんじゃってことで、絶好調のシュルーダーっていうね。本日はディアンジェロがスターターでシュルーダーはベンチから。これが後に謎を生むような。

ニックスは絶好調からホーネッツに負けると3連敗。なんでだよ。ブロンソン不在が問題なのか。いずれにしても1人欠けるとローテが苦しいというザ・健康勝負のチームです。

◎ディアンジェロ

1Qはディアンジェロが次々と3Pを沈めるわ、逐一気の利いたプレーと状況判断でチームオフェンスをけん引していきました。AD絶好調案件を無視すれば、結局のところハンドラーオフェンスってことには何も変わりがありません。

しかし、ハンドラーが減ったことと、ビーズリー、トロイ、バンダービルドと歯切れよくパスを出すタイプ・・・というかボールをコネコネしないタイプの選手で構成されているため、ハンドラーのパス⇒エクストラパスが早く、全く渋滞しません。これってレブロン帰ってきたらマズいんじゃないかってくらいにね。

加えてコーナーにポジショニングする意識が高く、本当にテンポよくボールが動いていきました。何故かADがコーナー側にいるシーンもあったけど、ディアンジェロがディフェンスの逆を取るパスをするので、ものすごくスムーズなオフェンスになったぞ。でも、ハンドラー次第だぞ。

その一方でディアンジェロなので、1月からのレイカーズにあったウエストブルック&レブロンのトランジションマックスなオフェンスは影も形もなくなりました。これ、レブロン戻ってきたら困惑するんじゃね。トランジションが減るとディフェンスが良くなるのはセオリーなので、まあこれもあるんだろうな。

レイカーズはディフェンスで勝っている珍しいチームになっているのですが、ADの豪快なブロックもあってインサイドでのリムプロテクト勝負です。それは見栄えが良かったのですが、本日はニックスが相手ってことで、ちょっと弱点も見えてくるしトレードの影響も見えてきます。

もともとミドルが多いランドルやブロンソンのチームであるニックスなので、クイックリーやバレットがドライブからストップ⇒フェイダウェイのようなジャンプシュートを打っていきます。リムプロテクターとして待ち構えているADがドライブに対して豪快にブロックに行くんだけど、フェイダウェイには弱いよね。

でも、問題はブロックできないことではなく、ADが前に出たらリバウンドがニックスに出てしまうということ。ADの後ろのスペースをどうするかって大きな問題だよね。そしてこれまではいなかったところにバンダービルドがいる。サイズとハードワーカーは大事だ。

相手は調子に乗ったら決めまくるランドルだったので、初めのフェイダウェイは決められたけど、続く3Pをエアボールさせるとおとなしくなっていきました。バンダービルドの勝ち。

ところが開始8分で4点だったランドルは、そこから4分で14点を奪いました。マークが八村になったのでゴリゴリのねじ込み。バンダービルドが戻ってきてもごり押しを決めれば、シュルーダーにスイッチさせての3Pと決めまくりました。調子に乗せたのが悪いね。

また、ディアンジェロがいなくなると急にミスが増え、ニックスのカウンターが連打され、そこでもランドルなのでした。ディアンジェロとシュルーダーの差ではなく、バランサーのトロイがいなくなって1on1しているだけに見えてきたことだな。周りはハンドラーを見ているし。

ってことで、いいのか悪いのかっていう1Qのレイカーズでした。少なくとも選手次第の傾向が強い。

ニックス@レイカーズ” への1件のフィードバック

  1. レイカーズは前の試合でもスリーガードやってたけどそれやるならバンダビ、トロイあたりのハードワーカーいないと…クロージングに八村+スリーガードは違うでしょ。ハムじゃなくてスナイダーかボーゲルでいいのにな。

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