ブレイザーズ@スパーズ

2022/12/14

サマニッチがいなくなってスパーズには変な選手がいなくなり、面白みが減ったわけですが、今シーズンはソーハンという新たな興味がわきました。そのソーハンが欠場中に、もう1人登場したのがチャールズ・バッシー。今やスターターになっているじゃないか。

◎ヌルキッチとジェレミ

バッシーはケルドンのドライブに合わせると、ヌルキッチのブロックをくぐってゴール下。さらに起点としてヴァッセルのバックドアカットに見事なパスを通します。さっそく面白みを見せそうだったのですが、ファールしちゃってベンチへ。

じゃあヌルキッチでも見ましょうか。バッシーのようなアスレチックタイプが苦手なヌルキッチなので、早々に出て行ってくれて助かっただろうね。基本的にヌルキッチはリラード&サイモンズとの絡みでプレーメークしていきます。それ自体はいいのですが、開幕当初は3メンゲームに対して、ジェレミは単なるコーナー担当でした。噛み合っていない。

しかし、今ではリラード、サイモンズ、ジェレミはリーグトップのスコアリングトリオなんだとか。

ヌルキッチがインサイドのスペースを空け、そこをジェレミが使えるようになっており、リラードやサイモンズのドライブも含めて、ヌルキッチの役割がスペーサーになってきました。もちろん、リラードとの絡みからダイブすることもあるけど、スペーシングするからこそ、っていうね。

7分が経過すると、スターターはリラードとハートの2人だけになります。あえてヌルキッチとジェレミの両方をベンチに下げてしまうのは勿体ない気がするぜ。かわりにハートがPGになり、リラードとシャープがオフボールで動いてのオフェンスを作っていきました。シャープ君、こんなに面白くない(良い意味で)プレーで、スマートに動くとは思わなかったな。

またビックリしたのはワトフォードとユーバンクスを並べた事。どっちかがジェレミの方がしっくりきたな。でもワトフォードがドライブからユーバンクスに合わせたり、リラードのパスにゴール下ダイブするユーバンクスだったり、ちゃんとスペーシングしながらオフボールで合わせる仕組みが整っています。

つまり、ブレイザーズは様々なユニット構成で戦えるチームになってきたって事です。かなりビックリ。どうしたんだビラップス。去年は迷いしかなかったのに、HCとしての自信に満ちているようだ。開幕当初はこんなんじゃなかったぜ。

リラード&ハートをベンチに下げると、そのままサイモンズ&ウィンスローにします。サイモンズへの信頼も高いですが、セカンドエースとしてのシャープへの信頼も高いんだよね。39-28と11点リードで1Qが終わります。前年優勝したチームみたいな落ち着きに満ちていたブレイザーズでした。

ブレイザーズ@スパーズ” への4件のフィードバック

  1. シャープくん意外と手堅い動きをしてくれますね。最初はもっと才能に任せた荒々しいタイプかと勘違いしてました。

  2. 以前、リラードの年齢的にあと3年で勝ちに行くよう作っていくみたいな話を主さんしてたかと思います。

    主さんから見ての今後のPORの再契約・補強ポイントはどこになりますか?今年はこのままでよいと思いますが、まだ2月トレードすべきか?あとグラント・ハートの再契約金額がどうなるか…?

    1. このままでいいと思いますし、ハートとウィンスローがキーマンなのか、それとも戦術浸透すれば関係ないのかがポイントになりそうです

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