ペリカンズ@ジャズ

2022/12/15

いよいよトレードも始まる可能性がある12月15日。好調な両チームには関係ない話なのか、それとも指名権を求めてジャズが動くのか、充実しすぎのロスターを整理すべくペリカンズが動くのか。

◎ザイオン

本日はイングラムがいないペリカンズ。誰かがいない方がちょうどよく見えるんだよね。ハーブをスターターで使えるしさ。しかし、そのハーブが早々にファールトラブルになってしまい登場するのがダイソン・ダニエルズ。なんて贅沢なチームだ。

ザイオンはハンドラーではなく、普通のPFとして使われ、スクリナーにもなるし、インサイド合わせもしていきます。バランチューナスがペイント内に陣取ることなく、スペーシングしてからのゴール下合わせが多いことも含めて、狭くならないように気を付けているのが2年前との違いかな。

ただし、2年前と似ているのは外の3人は3P担当っぽくなっていること。マカラムからテンポよくパスが散らされているので、停滞はしていませんが、やっぱりインサイドにスコアリングタイプが2人もいると、やや分断されるね。

初めにゴール下連発したこともあり、インサイドを分厚くカバーしている印象のあるジャズディフェンスなので、パスアウトをだしていきますが、これをジャズに狙い取られてしまいます。パスはしっかり回って好印象だったけど、そんな上手くはいかないのがNBAってか。

ベンチメンバーが増えてくるとペリカンズは戦術ザイオンになっていきます。いや、そこまでザイオンに頼っていないので戦術ザイオンは言い過ぎなのですが、それまでのPFな雰囲気からザイオン中心に周囲は空いたところを狙っていくような感じになりました。スピードでインサイドに飛び込んでいくナンスとの組み合わせなので、よりスピードもスペースも増え、マーシャルのドライブファールドローなんかもあって、オフェンスシステムが大きく変わりました。

その後、ザイオンが下がってマカラムが登場し、マカラム中心へと動いていきましたが、豪華な戦力を使い分けることでそれぞれの特徴を順番に活用している感じの1Qでした。

なお、クラークソンが3P連打し、ジャズの27点のうち17点を奪う固め打ちで、ジャズがリードして終わります。3Pで外へ広げる形からインサイドを攻めこむジャズと、インサイドアタックの怖さから3Pへと展開していくペリカンズっていう構図だったよ。

決めまくるクラークソン ⇒

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