ブルズ@ジャズ

◎デローザン対策だったな

ドラドラコンビで突き放したいブルズですが、さっそくドラモンドがイリーガルスクリーン。あーあ、と思ったらドラギッチが見事なスティールで速攻を決めると、マルカネンのパスミスを奪ったラビーンからホワイトの速攻ダンクで8点リードになります。

タイムアウトのジャズですが、タイムアウト明けにトップ近辺でのパスを今度はドラモンドに掻っ攫われて速攻レイアップです。そしてホワイトのフローターが外れたのをドラモンドが押し込んで12点差に。ドラドラコンビがディフェンスで結果を残してしまった。

ここからお互いに点を取りあい、一進一退になっていきます。それを壊したのは、オリニクのトランジション3P。徐々に追い上げていたけど、連続得点にならなかったのですが、やっとね。

その直後に再びデローザンのフェイダウェイに対してファールコールされ、ジャズはチャレンジします。それはHCハーディが徹底して「デローザンにファールするな」というディフェンスをゲームプランにしている証拠にも見えました。ガマンして守っているのに、ファールコールされたら溜まったもんじゃないよね。

しかしチャレンジは失敗。するとデローザンのストップジャンプシュートに対して、チェックのジャンプも難しくなり、シンプルにミドルを決められます。仕方ないのでダブルチームに行くと、コーナーでワイドオープンになったカルーソにパスがでて・・・外すので試合は終わりません。ブーチェのオープン3Pも外れ、せっかくデローザンから崩したのにさ。

ジャズはマルカネンに密着デートするカルーソに悩まされますが、外からビーズリーが射貫けば、オリニクがゴール下をねじ込み、残り5分切って3点差に追い上げます。ディフェンスが苦しい中で、よく追い上げたな。

面白いことにマルカネンのオフボールが止められたことで、再びオリニクだらけになります。ただ1Qとは意味が違うよね。マルカネンにディフェンスが引っ張られているので、次々にアタックしていくオリニク。

ところがやりすぎたのか、オリニクの背中側から近づいたパトリック・ウィリアムスがスティールすると、これにセクストンが明らかに後ろから止めてテイクファール。フリースローに加えて、またデローザンのドライブアタックで8点差に戻ってしまいます。

ってことで、そのままブルズが逃げ切りました。完全にデローザン対策次第の展開でした。前半は上手く回っていたけど、そこが決壊してからオフェンス勝負に頼るしかなかった。そんな事情もあってバンダービルドが22分のプレータイムだったね。

まとめましょう。 ⇒

ブルズ@ジャズ” への6件のフィードバック

  1. いつも面白い考察をありがとうございます。
    デローザンの移籍に伴いブルズの試合を見始めた自分としては、ラビーンのイマイチ感にはフラストレーションが溜まっています。
    おっしゃる通りロンゾが戻ってきて改善すれば良いのですが…

    1. ラビーンがハンドラーアタック減らしたので改善もあるのですが、今度は物足りなくなっちゃいました。ドノバンスタイルの難しさもあるので、ラビーン本人も大変そうです

  2. trackingをぽちぽち見ていたら去年に比べてCHIのパス数が激増してたので気になったんですが、スターターの時間にはそこまでの変化を感じなかったんですよね。
    セカンドまでお願いデローザン先生してたのがドラドラでやれてる分のパス数増?なら一応ポジティブな気はします。

    1. ですね。セカンドの改善は上手く行ってるシーズンだと思います。ただスターターの改善ができないんですよね。

  3. THTがPGだとボールが回らない印象あるからなぁ、コンリーと違ってシューターでもないし

    1. THTとセクストンでハンドラーアタックになるのは非効率ですが、変化はつくし、相手もセカンドユニットだしで、悪くはないのですが、コンリーいないと苦しさが目立った印象です。

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