キングス@ホーネッツ

2022/10/31

試合を見る時って1Qはただただ試合をみて、クォーター間くらいからブログを書き始めるのですが、そんな1Qは何が何だかわからずにホーネッツが34-24とリードして終わりました。

「勝てないけど、いい感じのキングス」の開幕直後の観察最終戦になるのですが、本日のキングスはボールを回し、ドライブし、キックアウトしては3Pを外していきました。

〇1Qの3P 3/11

3本の内、2本がベンチから出てきたダビオンだったので、スターターの時間はとにかく決まらなかった。3Pミスからカウンターというわかりやすい展開なので、それこそキングスって感じ。

で、問題は本当に良いチーム戦術に見えたのかってことです。

ある意味でパスアウト3Pを徹底しているのだから、オフェンスには窮屈さがなく、いつもならば決めまくっているキーガン・マレーのFG1/5にキングス側が面食らったような空気もありました。サボニスのボーンヘッドというか、やっちまったターンオーバーもありましたが、まぁ許容範囲かな。6リバウンドもとってるし。

ただ、どうしたのか早めに出てきたダビオンはシュートは決めまくるけど、何してんのかよくわからなかった。皮肉なもんだよね。点は取ってるけど、浮いているっていうね。でも、そこは変化をつけるって意味もあるので気にするな。

ってことで、不満は多くあれど「そんなもんだろ」って感じ。良いことばかりは続かない。その中でしっかりと自分たちのパス回しをしていたんだから、校長はキープしているって事にしておこう。

https://basket-count.com/article/detail/126440

さて、このキングスの現象を見ていると、キングスよりもホーネッツの事情に見えてきました。今シーズン初登場です。

新HCクリフォードといえばボレゴと真逆の戦術です。
・ディフェンス主体
・パスよりも個人技
・ミスは嫌い etc
いろいろありますが、その中の1つにボレゴの特徴でもあった「アグレッシブに仕掛けるディフェンス」に対して、クリフォードは「中を固めて外が外れるのを祈る」という引きこもり戦術が好きなタイプです。

なお、別にどっちがいいとかじゃないよ。バックスも引きこもりで強くなったんだしさ。

クリフォードがHCをしていた最後のシーズンでホーネッツは、100ポゼッションあたり30.3本の3Pアテンプトを許し、37.5%決められました。時代が違うので比較は出来ないのですが、当時は4番目に多く3P打たれていたよ。

それが今シーズンは33.7本で18位と打たれておらず、成功率も30.1%です。だから何かが変わったのかと思ったら、普通に中を固めて外から打たれまくりジャン。どういうことだよ。

ただし、ボレゴ時代にウイングを揃えたので、明らかに遅れてのチェックだけど迫力はありました。うーん、どうなんだろ。

いずれにしても1Qのキングスは、キングスらしいボールムーブと、ホーネッツの事情による3P打ちまくりと、どっちの事情か分からない3Pミスが続いたのでした。

前半のホーネッツ ⇒ ⇒

キングス@ホーネッツ” への2件のフィードバック

  1. デニス・スミス特集なんてコアな記事ここのブログでしか見られないので大変楽しみです。

    キングスはフォックス離脱で、サボニスがいない時間帯のプレーメイクどうすんねんと絶望しましたが、ベテランデラベドバのおかげもあって少し落ち着いて見れました。今週の木曜は祝日なので、お休みでしたらライブやってくれたら嬉しいです!

  2. しかしキーガンはベテランですよね。メンタルがw
    既に2番手スコアラーの能力があるのに、スクリーンやカットやリバウンドに汗をかいてくれる。
    悪い面はまさにドマスのワンビッグが崩壊してる問題。
    キャブスを見習ってツービッグが見たいんですがいまだに一度もやってません。

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