2022/10/30
ブロンソンとドノバン・ミッチェルの対決です。まぁ特に関係はありません。そういやブロンソンってサイン&トレードでマブスに何かを残してくれなかったね。来年のマブスの指名権くらい譲ってあげれば。
◎ハンドラーの戦い
ニックスはドノバンを獲得したらハンドラー渋滞で大変だったわけですが、そうじゃなくても多過ぎる感じだし、シボドーはハンドラーアタック至上主義だしさ。
しかし、フタを開けてみれば干していると思われたフォーニエがスターターに並び、バレットにもハンドルさせないので、意外とすんなり収まっています。まぁランドルが行方不明になりそうだけどさ。
そんなハンドラーオフェンスをブロンソンに任せるのは怖い面もありますが、ブロンソンはドライブ&キックアウトのスーパーなエースではないので、自分で行くか、ドライブする前にパスを回すかなので、むしろ全体はやりやすそうにしています。だからなんとなく
「ブロンソンの指示で4人が3Porドライブし、ゴール下でミッチェル・ロビンソンが待つ」
こんなイメージのオフェンスになります。ロビンソンがゴール下で奮闘するシーンが目立ちましたが、目立つって事はシュートが決まっていないって事だ。上手く回っている気もするし、個人技の足し算な気もする。やや評価しにくい雰囲気です。
しかし、そんな微妙なニックスを上回る微妙さをみせたのがキャブス。開幕戦でガーランドの乱調&離脱から連勝中ですが、そんな好調さをほとんど感じさせないオフェンスになりました。
キャブスのオフェンスはいってしまえば、両コーナーにシュート担当のウイングを置いて、ゴール下担当のジャレット・アレンと共に酷い時は3人がエンドラインに並びます。そして残りのスペースでドノバンとルバートが個人技アタックしていきます。スペシャルなハンドラーオフェンスをしているぜ。
ドノバンとルバート任せなオフェンスですが、セルツ戦は2人で82点の荒稼ぎで勝っているし、本当にハンドラーにハンドラーさせるためのハンドラーオフェンスです。ヤバくね。
しかし、本当にヤバかったのは3P5連続で決めたドノバン。エグイくらいに決めていくので、ディフェンスが集中するとパス一閃。ウェイドが期待に応えてカットプレーも3Pも決めていったので、早々にキャブスペースになります。
うーん、ビッカースタッフだし、そんなもんか。よくいえば「好調な選手に打たせまくった」なので、今日の状況を批判するのは違います。ベンチに下がったら、ハンドラーオフェンス辞めたしね。
1人ハンドラーでスーパースターやらせるよりも、2人ハンドラーでシェアしたほうが上手くいくよね。ただ、それをするにはランドルが噛み合わない。バレットもちょっと噛み合わない。
そんなニックスはローズ、クイックリー、レディッシュになるとちょっと改善しました。改善っていうかキャブスっぽくなったというか。逆にキャブスはラブが出てきてプレーメイクに絡むので、個人技アタックが減りました。なんだか変な組み合わせだったな。
1Qはキャブスが35-30でリードしますが、3P5本決めたドノバンがいて5点リードはよくないよね。
戦術ドノバン、えぐいですね。いつぞやのマレーvsドノバンのプレーオフを思い出させられます。
とはいえ、RSではバランスアタックを適度に混ぜてもらわないとスタミナ切れが怖いですね。
(ラビーンがイマイチで)ずっと戦術デローザンしているチームとともに、あまりカンファレンスセミファイナルに残れる気がしないと感じます。
デローザンがプレーオフで弱いと言われますが、シーズン中から個人技やらせていて、プレーオフで警戒されたら、そりゃそうだろ、みたいな。
この形のキャブスはプレーオフまで持ちそうにないですね。レブロンは1人でやってましたけど。