マックス・シックスマン・ヒーロー

タイラー・ヒーローが4年130Mということで、マックスではないものの、エイトンクラスの契約延長を締結したのでした。これが高いのか、安いのか。それは置いといて、もともと予定していたヒーローの活躍について振り返ってみましょう。

20.7点
FG44.7%
3P39.9%
5.0リバウンド
4.0アシスト

3年目にして20点オーバーになったヒーロー。特に3Pの確率の良さが目立ちます。そこにリバウンドとアシストも良い数字を記録しており、たんなるスコアラーではないことを示しています。

八村もいる2019年ドラフト組の得点上位をみてみると

〇得点
モラント 27.5点
ガーランド 21.7点
ヒーロー 20.7点
バレット 20.1点
プール  18.6点

おっとバレットよりも上ですね。ディフェンス力ではバレットに分があるとはいえ、サラリーなんてオフェンスの方が優勢じゃん。しかもバレットのFGは40.8%なので、数字の上ではバレットと同等のサラリーを稼いでも問題ありません。実際、バレットより高いんだけど。

〇アシスト
ガーランド 8.6
モラント  6.7
KPJ   6.2
プール   4.0
ヒーロー  4.0

アシスト面では上位3人に水を開けられているものの、PG以外ではプールと並んでトップです。そして、この時点でモラントとガーランドはマックスであることも納得。別に数字見なくても納得。

〇リバウンド
ベイズリー 6.3
ケルドン  6.0
バレット  5.8
モラント  5.7
ギャフォード5.7
リトル   5.6
・・・
・・・
・・・
ヒーロー  5.0

リバウンドは、その他大勢もいますが11位です。それにしてもトップがベイズリーで、2位がケルドンなのか。1本程度の差しかなく、低レベルで強烈な競争をしています。

得点     3位
アシスト   4位
リバウンド 11位

ということで、なかなか優秀な数字であり、十分に高額サラリーの価値はありそうです。モラント、ガーランドに次ぐ3番手といえます。えっ?ザイオン? 試合出てないじゃん。

シックスマンアワードを獲得したヒーローですが、得点仕事が中心ながら、今のヒートがやっているシューター活用オフェンスにおいては、アシスト役としても機能しており、同時にビッグマン不足のヒートではリバウンドの仕事もこなしています。

今回の契約は高すぎる気がするものの、3年目の若手が残した数字、、、つまり、次の1年間での成長度も加味したら、これくらいの金額に落ち着いてもおかしくなかったといえます。

なお、ヒートの問題は来年のサラリー事情でラウリーの契約も残っているので苦しい。サクッとダンカン・ロビンソンを放出しないとダメなのさ。

ヒーローはシックスマンではあるものの、プレータイムは32.6分と長く、ガーランド、モラント、バレットに次ぐ4位です。スターターになっていない理由はチーム事情なので、これでマイナス評価にはなりません。

バトラー、アデバヨ、ラウリーにシューターを絡ませるチームオフェンスのスターター。もしもヒーローを加えるならば、ストゥース(ダンカン)をベンチに下げることになりますが、そうなるとベンチからストゥース(ダンカン)が出てくることになり、やっぱりバトラーやアデバヨをコートに残す必要があります。

まぁ要するにシックスマンをヒーローにしておけば、個人技突破もあるので、シューターとしても、アタッカーとしても使えるから楽ってことです。

ただこれは、バトラーから主役の座を奪う事が出来ないという意味でもあります。それはどっちにしても現時点ではムリだろうね。3年後に奪ってくれればOKかな

個人技で点を取れるからシックスマンに置かれており、それでいてスターターに混じってもシューター的に輝けるので、プレータイムも長くなりました。高額契約を妨げるような理由じゃないって事です。

ジャンプシュートが武器だけどシューターではない ⇒

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