◎ドライブ
セクストンと並んでいてもガーランドはPGとして機能しており、コンビプレーでのパス能力に冴えがありましたが、エースになったことでドライブが増えたのが3年目の特徴でした。
そのドライブはFG成功率が高いだけでなく、半分近くがパスになっているのも特徴で、エースキャラではあるけれど、あくまでもパサーとしてのドライブが多く、高確率で得点を生み出しました。
〇ドライブ
回数 17.5回
得点 7.8点
FG 50.3%(3.2/6.4)
パス 8.5本
アシスト 2.4本
ガーランド本人の7.8点に加えて2.4アシストがあるので、少なくとも12.6点が生まれています。半分がパス判断なので、チーム全体もガーランドに合わせていく意向が強くなっていきました。
その中で目立ったスキルは、ドリブルした状態でキャッチを挟むことなく放り投げるパス能力で、ガーランドの場合は「シュートかパスか」ではなく
「ドリブルか、パスか」が判断しにくいドライブ
というのも1つの大きな武器でした。アジリティが高い代わりにサイズがなければ、驚くような跳躍をするわけでもないガーランドなので、本来はリング近辺にくれば対処しやしはずですが、スピードに乗った状態でパスを捌いてくるので、ヘルプディフェンスが寄りにくくなっていました。
そしてガーランドには柔らかいタッチのショートレンジがあります。さすがにゴール下の確率に優れているわけではないものの、ペイント内やミドルが高確率のため、どこでもフィニッシュできる強みがあります。
ペイント内 48.3%
ミドル 46.8%
フローター 48.9%
ドライブからのフローターの上手さこそがあってのガーランドって感じです。比較的、遠い距離からでも踏み切ってしまうので、ディフェンスは早めに捉まえる必要があり、だけど、ドリブルからのパスもあるので迂闊に近寄れません。
リングから8-16フィートのシュートが51%と半分以上決まっており、スピードがありながらも正確に狙えるのがガーランド最大の武器なのかもしれません。
止められないスピードでのパス判断もあれば、早く動きながらの正確なシュートも持ち合わせる
ガーランドの突破そのものを止めるのは、他のスーパースターに比べて大変とは思えないものの、ボールを持たない段階でディフェンスを振り回し、そして一旦、突破に入ると止めにくいスキルを発揮してきます。動き回ることと、スキルの正確性がガーランドを特別な存在へと引き上げています。
ガーランド君特集ありがとうございます!
(カリー+カイリー+リラード)÷3
=ガーランド!
+が×になるくらいのさらなる成長に期待です!