マクミランの悩みごと

さようならホークス

すっかりオフの気分となり、各国の代表戦やアンダー世代の試合があり、そしてサマーリーグなので「さようなら」とかいっている時間じゃなくなりましたね。鉄は熱いうちに打たないとダメね。

今回はさようならホークスの流れから、今回の補強策へとつながるポイントを考え直してみましょう。HCネイト・マクミランの視点から考えてみたいんだ。

◎やる気のないホークス

イーストの首位予想をしていたのに、開幕から低調だったホークス。その理由が何であるのか、試合を見ての感想は実にシンプルで「ヤル気がない」です。でも、そんな気持ちの部分は、どこで感じるのかってのが大切ですね。まずはカンファレンスファイナルまで進んだ時のことを思い出しましょう。

ロイド・ピアースのパッシングオフェンスで結果が残せず、でもそれは主力の離脱が大きかったのですが、ケガ人が戻ってくるタイミングでマクミランへとHC交代になりました。その狙いはフロントがピアースを見限ったとみた方がよさげです。

マクミランになるとチームは見違えるように勝ち始めたのですが、最終的にカンファレンスファイナルまで進んだのは、ディフェンス面の改善が大きく、まさにマクミランって感じです。まずは大まかに変化を捉えてみましょう。

【ディフェンスの変化】
①個別のマッチアップへの対策強化
②オフボールスイッチを活用してヤングを隠す
③個々のファイトからインサイド陣のカバースピードアップ

主としてこんな感じですが、大事なのは①と③で純粋に個人レベルの出の奮闘が目立ったことです。それが結果的にカバーを目立たせることにも繋がりました。それまで緩かったマンマークが厳しくなったのだから、マクミランが気合を入れたような感じです。

もちろん、マンマークを強めるために様々な仕掛けがあり代表的なのが②でした。少なくともディフェンスで工夫していくような気持ちのなかったピアース時代に比べると、「誰を誰が守るか」を徹底するようなマクミラン時代です。

また、プレーオフでのエンビード対応などは、
・少しでもリングから遠い位置でボールを持たせる
・ファールドローをさせないため、手は出さない
・コースだけ切ってシュートは打たせる
こんな感じでルールが設定されており、要するに「ミドルを打たせろ」なわけですが、カペラはもちろんオコングもルールを守っていたことから、チームとして個別のマッチアップ対策が強化されていました。

その上で、コリンズが高速ヘルプをみせたことにより、ホークスのディフェンスはヤングという弱点がいるにもかかわらず、なかなか強力になり、プレーオフで勝てるチームへと進化したのです。

そして今シーズンは、この要素が消えたわけだ。個々のファイトが足りておらず、だからチームとしてのカバーも足りない。ほんと、純粋に、ただただ「個々のファイト」が足りないのでヤル気がないわけですが、マクミランというHCはそこに強みを作れるHCだっただけに、なかなか不思議な要素です。

【オフェンスの変化】
①ヤングのプレーメイクに頼らず、個人の仕掛けを増やす
②アウトサイドでボールを動かし、1on1を明確にする

オフェンスも1on1が増えましたが、それはヤングに頼りすぎのプレーメイクだったので、外で回して他の選手が仕掛けるようにしたのが1つ。そしてボグダノビッチ、ルー、ガリナリと豪華なベンチメンバーが帰ってきたので、彼らにやらせたってのが1つです。

だから、この点についてはヤル気とか以前に、単純にチームの課題解決とケガ人問題でした。素晴らしく機能性のあるオフェンスになったわけではなく、それこそピアース時代の方がファンタスティックだったけど、豪華戦力を活用しただけでもあります。

この点については、引き続きヤング、コリンズ、ボグダノビッチ、ハンター、ハーター、ガリナリ、カペラと7人が二桁得点(レディッシュも含めれば8人)となり、立派にプレーシェアできています。後者は成立している。

しかし、ルール変更によりスッカリとプレーに自信がなくなったルー・ウィリアムスが低空飛行を続けたことによって、PGがヤングヤングしてしまいました。ヤング頼みの形が思わぬところから復活した印象があります

オフェンスについては「ヤル気がない」という要素ではありません。問題はディフェンスだね。

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