「量」で「質」に立ち向かう ~ジャズvsウォーリアーズ~

ジャズと言えばドノバン・ミッチェル。スターはミッチェルしかいないと言って良いし、1人でも何とかしてしまうからこそスーパースターになれる存在だと評価している。しかし、デュラントと比べたらまだまだだと言わざるを得ない。

ドノバン・ミッチェルが初めてFGを決めたのは2Q残り5分半。そこまでアテンプトも僅かに5本のみ。しかし、このシュートでジャズは逆転したのだから、考えなければいけない。

最近よくテーマにするのはローテーションの組み方。新たなシーズンなのでやり方を変えるチームも結構あるよね。わかりやすく「ウォーリアーズ型」と「ラプターズ型」と有名チームの名前を書くのだけど、その中身は「スターターとベンチを混ぜるタイプ」「セカンドユニット独立タイプ」。ちなみに今シーズンのラプターズは違うよ。あとはキャブスタイプでレブロンがいるかどうかが全て、これはバックスも同じ。

ジャズもまたウォーリアーズ型なんだけど、今シーズンはエクサム、バークス、クラウダー、オニール、たまにニヤングとベンチが充実してきており、セフォローシャがローテーション外だし、グレイソン・アレンも簡単にはチャンスが回ってこないほどの充実ぶり。

そしてもうひとつのテーマはスター選手を揃える「パワーハウス」に対して、「選手層」で対抗するペイサーズ作戦が流行しそうなこと。前者がウォーリアーズな訳だけど、そこにドノバン・ミッチェルと仲間達のジャズがどう対抗するのかは注目の対戦です。

 

◉エグすぎるデュラント

いや、もう本当にヤバいよデュラント。なんだそれってシュートを正確に決めすぎ。おそらく40%決めればスーパースターと認識されるようなシュートを80%kらい決めてくるイメージ。よっぽどのことが無い限り外さない超集中モードのデュラント。

本当にジョーダンやコービーすらも上回る史上最高のオフェンスマシーンだと思うのだけど、バークスの手を思いっきり叩いているのにファールコールされるとクレームするから印象悪すぎ。

 

〇前半のデュラント

24点 FG9/13

どうしようもなかったデュラントはこれだけやっても2つしかターンオーバーもないし。だけど、このパターンはウォーリアーズファンが嫌がるパターンで、デュラントが得点すればするほど勝利が遠のく。つまりは連動性を消されていて、デュラントが個人で得点するしかないのです。ここの受け取り方は難しいけど、「デュラントが個人でやるから連動しない」意見もあるよね。でもこの高確率で決めているのだから連動していなくっても関係ないし、それだけ周囲は何も出来ないって事。

なお、前半のウォーリアーズは脅威のFG60%。カリーもしっかり決めているから文句を言われる筋合いはない内容です。

 

しかし、得点は81-69でジャズがリードします。これ前半のスコアだよ。デュラントが何とかしてくれなかったら大変なことになっていたでしょう。ちなみに今回のテーマはウォーリアーズの選手の揃え方がスター+ミニマムが定常化していることで、「選手層」が課題であり、そこに他のチームが勝機を見出す意義があるわけです。

その中のミニマム契約の1人はヨナス・ジェレブコ。ジャズが何故かカットしたシューター系ビッグマンはFG3/3で2本が3Pとヤングとウエスト両方の代役を果たして前半のウォーリアーズを救うと共にジャズにお礼参りした形でした。

 

◉量を誇るジャズ

スターターの戦いでは一歩劣るジャズは序盤にリードを許しますが、ベンチメンバーが増えてくるとクラウダーとエクサムの2人で23点の活躍で盛り返し始めます。バークスのブザービーターファールもあって1Qを2点リードします。

ただし、ジャズのベンチメンバーの真骨頂はディフェンス面の強さで、オニールとクラウダーのウイングディフェンスはスターターをも上回ります。そこをデュラントに破壊されたのは非常に痛かった。痛かったけど、オフェンスで対抗出来てしまったのだから今シーズンのジャズの怖さがあります。

ただ、内容的にはそんなにオフェンスがよかったというよりも、ウォーリアーズのディフェンスが悪かったのも事実。つまりはウォーリアーズの薄い選手層をオフェンス面は個人技でまかなえたけど、ディフェンスは個人ではどうしようもなかったのでした。イグダラはいないよ。

アウトサイドでフリーを簡単に作れるジャズは、積極的に3Pを狙っていきます。3Pを狙った上でインサイドの強さでも上回るので、もうやりたい放題というか、ウォーリアーズが何をしているのか不明なくらい。前半は明確なリードを奪えなかったベンチメンバー達ですが、「選手層」を武器とするチームらしさは存分に感じさせてくれました。

 

◉戻ってきたスターター

前半はスターター達が戻ってきてジャズがリードを奪います。なお、デュラントはフル回転だったので、他の選手よりも戻ってくるのが遅かったのも響いています。

この内容がまた興味深く、ほぼ3P。頭が痛くなるくらい決められたウォーリアーズだけど、何故そんなに打てていたかは大切。トランジションが得意なはずのウォーリアーズが押し負けていきます。誰もが突破してくるし、全然ドノバン・ミッチェルで攻めてこないジャズ。なお、トンプソンは素晴らしいディフェンスで止めまくっていた。

ポジティブに言えば「選手層」で終始ハードに戦えていたジャズがスタミナとペースで上回り始めていたと言うこと。そんなに特別なオフェンスはしていなくて、アイソレーションみたいなことも結構あるのだけど、ついていけないウォーリアーズという感じ。

 

空けられるルビオがしっかりと決めれば、全員に対して気を抜けなくなるウォーリアーズ。次第にマークが緩くなってきたミッチェルのエースムーブも始まって、前半のラストは見事な個人技3Pで締めくくるのでした。

◉盛り返すスター軍団

「質」と「量」のせめぎ合いと考えると当然の様に3Qはウォーリアーズが盛り返します。まあちょっと3Pが決まらなくなったことも関係する。カリーが決めまくったし。

これも大切な視点で「カリーに打たせる」ことを考えているウォーリアーズのオフェンスに対して、空いた選手が打つジャズなので決まらない選手や判断を誤る選手が出始めると途端に苦しくなるよね。ただ、多少決まらなくてもリバウンドの強さで補うのもジャズスタイル。でも、ここもビッグマンを減らした関係でペイント内が3人vs1人みたいな形に。

「量」で補うジャズだけど、局面は「質」も問われている。一芸さんが多いチーム。

 

そんなわけで3Q終盤から4Q前半のベンチメンバーが増える時間にリードを奪いたかったジャズですが、カリーとデュラントという個に押し負けてしまいます。難しいね。バークスが1本でも3Pを決めていたら、ニヤングが爆発していたら、「たられば」はいっぱいあるのだけど、もう少し加えるとウォーリアーズは出来るだけ質を落とさないローテーションに変更していました。

リビングストンでエクサム対策をとり、ルーニーでインサイド対策を欠かさず、スター達は長めに起用する。質の高さに量も求めたようなウォーリアーズ。量に質が足りなかったジャズ。こうなると「プレーオフで勝つのはウォーリアーズ」と言われそうだけど、それでも逆転はなかなか実現しないのでした。

 

◉最後の押し合い

ミッチェルの3Pが外れデュラントの速攻で残り6分半で逆転するウォーリアーズ。まぁミッチェルだけじゃなく、クラウダーも決まらないし、ちょっとトラブル感にして今回のテーマを覆す互角での終盤戦になってしまった。この状態ならば普通に考えるとウォーリアーズなんだけどね。

クレイ・トンプソンのディフェンスがエグいので、ジャズはそれを避けることを優先し始めます。ルビオとイングルスが決め、ミッチェルとみせかけてのゴベアーへのアリウープ。

そして相変わらずイングルスが大っ嫌いなデュラントが、どうしても決められてしまいます。まぁ問題はイングルスを止められないデュラントではなく、そこを止めに行かないと結局はデュラントのいないインサイドで負けてしまうこと。そんなわけで珍しくこの終盤になってジョーンズをいれてくるウォーリアーズ。

でもグリーンが2対1の状況で出したジョーンズへのアリウープパスをカットする185センチのミッチェルだからどっちも思ったよりも上手く行かない。

 

どうにもこうにも決まらないミッチェル。ちなみにディフェンスの良さだけでなく、まだコンディションが整っていない感じはプレシーズンから見受けられています。外している間にカリーが3Pヒットして逆転するウォーリアーズ。苦しすぎる中でオフェンスリバウンドをねじ込んだクラウダー。

残り30秒でジャズが1点リードに。

タイムアウト後のウォーリアズのプレーはほぼ完璧だったけど、カリーのレイアップは決まらず。返しのジャズは時間を使ってミッチェルが行くけど、こちらも決まらず。うーん、MVPへの道は遠いぜ。

 

ラストは残り6秒でウォーリアーズ。デュラントのシュートが落ちるも、まさかのジェレブコのティップで逆転勝利したウォーリアーズでした。だからジェレブコを放出したのは間違いだって!ウォーリアーズを強くしてどうする。

敗因は層の厚さで勝てるところを、ジェレブコを渡してしまったことでした。すごいオチをつけてくれたジェレブコ。

◉そう簡単には進まない

普通にジャズが勝つと思っていた管理人。だからこんな形で書いているわけで結構な悔しさが残ります。本当にジェレブコさえいなければジャズが勝っていた試合でした。まずはそこから触れましょう。

ポイントになるのは最後のティップではなく、ジェレブコが

シュートの上手いビッグマン

だということ。ウォーリアーズの主役はカリー、トンプソン、デュラントですがこの3人を止めるためにかなり追いかけ回したジャズです。その代償となるのはドレイモンドとセンターをドフリーにすることです。これまでもウォーリアーズ対策としては一般的なやり方ですが、そこにアウトサイドでもインサイドでも警戒しないと行けないジェレブコが加わったことでそうも行きませんでした。

昨シーズンはヤングをいれてアウトサイド渋滞を引き起こし意味のないユニットを組んでいたスティーブ・カーですが、ヤングがジェレブコになると話が変わってきたのでした。あと、昨シーズンってドレイモンドが意味不明な3P打って負けてたけど、この試合は目立たなかったね。

38点のデュラント、31点のカリーと大活躍され、ジャズのディフェンスはやられたような雰囲気ですが、そこはある意味お互いのせめぎ合いな部分で、その代わり追いかけ回して簡単にはやらせませんでした。2人が難しいシュートをねじ込みまくってFG50%オーバーなのだから、まぁ負けたのは致し方ない。

トンプソンが打てなくなったのは、それだけ追いかけ回されたから。インサイドをゴベアーで封じて3人を追いかけ回すジャズの守り方は機能したと言えば機能したし、デュラントとカリーふざけんなっていう試合です。

〇プレータイム

デュラント 40分

カリー 37分

トンプソン 36分

毎試合やっていたら壊れるだろうね。まぁジャズ相手だからここまでプレーしないと行けないウォーリアーズでした。別に毎試合にはならないから、無理させたところで問題ないとね。

 

「質」と「量」の戦いは「質」に軍配があがりました。しかし、試合を決めたのはジェレブコのティップとドノバン・ミッチェルのFG7/23という乱調。唯一のスター選手が「質」を発揮出来なかったジャズという構図なので、この戦いは簡単ではないのでした。

 

 

「量」で「質」に立ち向かう ~ジャズvsウォーリアーズ~” への25件のフィードバック

  1. エースの差で負けたのは否めないっすね
    プレシーズンからパッとしないのがここまで続くとは
    ミッチェルが終盤のシュート2、3本決めていたら流れはそのままジャズだった感じが。

    セフォローシャは反薬物プログラムに違反で開幕から5試合出場停止らしいですね
    バークスのバッシュかっこいい!

    1. いやープレーオフのミッチェルの勝負強さが頭の中にあるだけに、クレイ・トンプソンとはいえ、そこまで抜けないってのは何だったのか。エースとしてはあそこで決めてくれないとね。

      どんなに不調でも最後の3Pを決めるからこそドノバン・ミッチェルだったのに!

  2. 今日は試合途中で昼寝をしてしまい、2Qから3Q残り5分までを見てなかったのですが笑

    まさしくファン特有のデュラントエグすぎ問題を懸念しておりまして、1番はボールが回らなくなることでクレイが活躍しないことに不満を覚えてしまいます…
    勝つかは別です

    ミニマムビッグマンが年数を重ねて額面よりチームにフィットしているのを見ていると、ガード陣は入れ替えがあったので、苦しくこれまたクレイの控えがおらず負担増なのではないかと2試合で早くも悩みの種です。

    マッカウもそうですが、ペリカンズであまり出番のないイアンクラークが恋しい
    スタッツしか見ておりませんが今日はFG100%でしたね

    1. まぁ実はトンプソン関連はわりも対策が進んでいるのも関係していて、しっかりと止めてくるチームはジャズ以外にもあるんですよね。たまにそれすらも上回る手のつけられない試合もあるだけで。

      そんな時にデュラントが何とかしてしまうから、良く言えば解決出来ていて、悪く言えば改善出来ていない感じです。

      その分ディフェンス担当としてフルパワーで守っていた試合でした。デュラントのディフェンスがアレでしたし。

  3. 今日の楽天tvで解説の佐々木クリスも言っていましたが、最後のミッチェルのプレーはスリーよりもドライブの方が良かった気がします。30cm差あるデュラントの上からでは如何にミッチェルでもキツかった感がありましたね。
    ただ、今日負けたことでイマイチ締まらないジャズに火がつくことを期待してます笑
    2ヶ月後のホームでの再戦が楽しみです。

    1. あれはそこまでのプレーでドライブの調子が悪かったのと、デュラントが全般的にチェックに来なかった事が関係しているので、一概には言えないですね。
      ショットクロックを使いたかったから、堅実な選択をしたわけですが、結果的にはショットクロックオーバーにしていれば勝っていた試合でした。

      3Pをブザーギリギリで打つが正解だったかな。

  4. 点差以上にジャズの不安要素がちらほら出てた気がしますね。ジェレブコ居なくなって流石にスモールすぎですかね…。

    デュラントの爆発でプラスαの強さを発揮するウォリアーズに対して、ジャズはミッチェル爆発の巻き返しが戦術に組み込まれすぎてるというか、アテにしすぎてるきらいがあるので(当然毎回期待はしてますが)。

    ゴベール今年はいつ怪我するんかとか、ルビオのスリーはいつまで入るんかとか、なんかまたセフォローシャいないな、とか量で対抗するにも量が少しずつ不足していくパターンもあるので。イングルスはおめでとう。

    1. ウォーリアーズ相手に課題がありながらミッチェルが決めてさえいれば勝てたわけで、ジャズらしさはしっかりとしていたかと。
      ただ層の厚さといいつつ、健康を保つことへの期待値が低いのは悩んでしまいます。ペイサーズもあれだけの選手層がありながらオラディポいなくなると苦しいし、かといってもう1人スターを連れてきたらサラリー的に崩壊しますし。

      しっかりと可能性を示したけど、勝てなかったのはミッチェルが頑張れよと言うことで、納得するしかないでしょうね。

  5. まさか初戦からジェレブコがキーになるとは思いませんでした。確かにドンピシャの補強ではありましたが、強豪相手でも問題なく能力を発揮できるか疑問だったので。でもそこはジャズ産てことか。ジェレブコはタイプ的にスター選手と組み合わせた方がより輝くタイプだと思うので、ぜひ今後も大事な場面やスターターに混ぜて使ってもらいたいもんです。やっぱ欠点の少ないオールラウンダー系ビッグマンは、いて損ないですな。しかも安いし。

    1. 最後が大切ですね。安いに尽きます。
      ヒートも同じ様にオリニクが押し込んで勝ちましたが、オリニクのサラリーなら敬遠しちゃいます。どちらもアイザイア・トーマスという特殊なエースがいたセルティックス産なので、なんか役割を心得ている感じが。

      そして意外とジャズにムカついていたんだなぁ。ニヤングが決めた直後に決め返してましたから。やり返す気持ちがあって、本当にやり返せる選手は大事な場面に使いやすい性格かな。

  6. いやー2Qは面白かったですねえ
    あんだけ3ptあたってたら普通絶対離されるんですけどねえ
    自分としてはユタが凄かったのよりKDの恐ろしさが勝っちゃいました
    結局KD1人でなんだかんだついてっちゃいましたね笑
    もう史上最高のスコアラーじゃないですか
    GSWのメンツありきのKDのスコアリングなんでしょうけど・・・本当に他のチームでのKD見たいです

    1. 昨シーズンはマジックに行って欲しかったですが、マジックの方が変わってしまったので、今はカリーもどきのいるホークスに行って欲しいです。

      どこからでも打てる選手を揃えたチームにスーパーエースの合流は面白そう。

      レイカーズとか言われた日にはもう・・・

  7. 敗戦にはかなり悔しいですがイングルスの活躍が嬉しかったです。
    今日はかなり積極的なプレーが光ってました。
    ジェレブコはあれ、ゴベアが押したことでたまたまいいポジションに行けてティップ出来たのかなと。
    だから個人的には放出が痛いというよりは単純に運が無かったかなと。
    終盤のミッチェルのプレーがもう少し良かったら間違いなく勝ってたとは思いますが。

    1. ジェレブコの件は、あそこにジェレブコがいたこと以上に、あの場面で起用されるシューター系ビッグマンがいるというのが、ジェレブコの価値かなと。
      これまでならヤングが起用されているので、そもそもリバウンドに参加する選手がいなかったので。

  8. バスケって大事なのは気持ちなんだな〜って思いました。
    めっちゃドラマでしたね!

    1. そんなこと言い出すと「リバウンドは気持ちだ」星人が沸いて出るので勘弁して下さい 笑

  9. とはいえ、ジャズベンチ前でめっっちゃガッツポーズ!古巣相手に絶対やったるわいって思ってたんだろな〜。ジェレブコ好きになってしまいました笑
    ミッチェルは今年は空回り???まだ2試合ですが2年目のジンクスでしょうか???
    ミッチェル昨シーズンで大好きな選手になりましたが!

    1. ポポビッチが頭を抱えながら、オルドリッチの件もあるから自由を許容するチームになるんじゃないですか。

      ダンカン兼ジノビリになるので、重宝するでしょうが、メンバー構成に悩みますよね。ルディ・ゲイと組ませたら面白そう。

  10. はじめまして。

    正直
    がーーー、またかって、感じです。
    昨ファイル、サンダーとの第5戦、確か3Q途中で25点リードしていての逆転負け。
    なまじ3が調子がいいと、そればかり、雑な攻めになり、相手エースの調子が戻ってくるパターン。

    ジョーが好調だっただけに取りたかった一戦でしたね。

    1. もう少し選手起用は柔軟で良かった気はします。エクサムのディフェンスが効いていただけに、ルビオと細かく交代させるとか。

      雑というか、明確というかは難しいところ。打たないチームの歯切れの悪さもあるので、ミッチェルが何とかするしかなかったのに、キレがなかったのが痛いです。

  11. とても面白い試合でした。
    スリーポイントにはスリーポイントで、3点プレーには3点プレーでと返し合う時間帯はお互い凄い集中力でした。
    とはいえ、すごく気になったのはウォリアーズのディフェンスのずさんさでした。
    デュラントが入ってからチームとしてのディフェンス力よりグリーンやトンプソンの個人としてのディフェンス力が目立つ印象が否めません。
    理由はデュラントが来たことで「打ち勝つ」ことが出来ることへの奢りなのか、それともイグダラが今まで統率していたものが衰えによるプレータイムの減少から綻んだのかどちらかと思われますか?
    個人的にはリバウンドやターンオーバーを誘発したことにのるトランジションからフリーを作れていた73勝シーズンの方が強い印象です。
    これも負けたことにより変化を求められた弊害なのでしょうか。

    1. デュラントが加入したからではなく、リーグ全体のオフェンス力向上の影響ですね。73勝はインパクトが大きいので、戦術の見直しが進み、高速化するチームを増やしました。

      ウォーリアーズが強かった理由は、トランジションを早くして局面の戦いを楽にし、シュートを打ちやすくしたわけで、今はウォーリアーズが逆にそれをやられているというだけです。

  12. ミッチェルが決めきれずに負けた試合
    と言い切れる程の内容でわありましたが
    KDにダンクをやられた直後に
    ルビオにボールよこせのポーズを出して自ら切り込み
    やり返そうとする
    のシーンをはじめ
    改めてエースとしての資質を感じることができた試合でした
    終盤のクラッチタイムで決めきってこそ
    スーパースターだと思うので
    これからも頑張って欲しい!

    大活躍となったイングルス含め
    王者を倒すには
    ゴベール・フェイバース・クラウダー・エクサム
    の働きが特に重要と感じただけに
    この先の対戦
    特にプレーオフでは
    ケガ等のコンディション面をしっかりとクリアして
    また白熱する試合を見せて欲しい!

    1. ミッチェルが勝たせないと行けなかった試合でしたが、ウォーリアーズだってジェレブコのティップがなければ負けていたわけで、デュラントのシュートで決めきれなかったのも忘れてはいけません。ミッチェルが決められなくても勝てそうな試合でもありました。
      脇役陣が働いたからこその白熱した展開でした。

      ジャズが勝つには全員が必要なので、コンディションこそが重要ですね。
      カリーがケガしてくれればありがたいかもしれませんが。

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