20180419 サンダーvsジャズ

第1戦の印象はジャズの勝利です。だけど勝ったのはサンダー!

 

ジャズの対応は見事でした。サンダーのオフェンスを読み、サンダーの得意事項で上回り、それを全員が徹底してきました。シーズン通じて磨き上げてきたチームとしての戦術的強さを感じるものでした。

しかし、勝ったのはサンダー。でも考えて欲しい。3P30%を切る選手に11本アテンプトさせたら、それは作戦成功だよね。しかし、8本を成功させたポール・ジョージ。戦略的な敗北を個人技で上回るというそれもサンダーらしいわけです。

 

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◉前半です

 

〇何も出来ない立ち上がりのサンダー

ジャズが読んでいるとか、そんなこと関係なくサンダーの立ち上がりは悪い。この日も走るゴベールにより速攻が決まれば、1対4の状況でリバウンドを押し込みます。アダムスは戻っているものの連携が出来ていないので、ゴベールが空いてしまいます。つまりそれは第1戦の反省を活かせていません。

またオフェンスはバランスアタックモードなのですが、その連携が悪くアタックまでたどり着かずスティールされていきます。イージーモードのジャズ

タイムアウト明けにウエストブルックモードにして、ドライブを決めればキックアウトからカーメロ3Pでやっと得点します。そこからはオフェンスリバウンドもとるし、ディフェンスから速攻もあるし。要は走り負けていたオープニングです。

 

〇フェイバーズの賢さ

この試合もドノバン・ミッチェルにはブリュワーです。第1戦はほぼ止められませんでした。その代わりにイングルスに何もさせないポール・ジョージでした。追いかけ回すのが持ち味のブリュワー。もたれたら負けていますが、ジャズは攻めやすいルビオとフェイバーズで攻めます。

上手い上手いフェイバーズ。カーメロがマークの時はコーナーまで広がり、スペーシングした上で3Pを決めます。しかしスイッチが発生するとすかさずインサイドへ。ゴール下も押し込んで能力以上に戦術的優位性を感じさせます。

一方のカーメロも逆サイドへの横断パスでジャズのディフェンスを振り回します。パス上手くなったよね。この確率で上回ったフェイバーズ。カーメロがどれだけ出来るかはサンダーの命運を握ります。

 

〇ウエストブルックとルビオ

次第にウエストブルック色が強くなっていくとサンダーは逆転します。ここ忘れてはいけません。結局はウエストブルックのリズムから始まるサンダー。それは単なる突破ではなく、フロアが広く使えるようになるので、グラントのカットインも決まります。なお、アダムスは不運な2つのファールでベンチ。

でもミッチェルはちょっと違います。周囲がプレーメイクしながらその破壊的な突破でフィニッシュします。個人的にはこの2人は似ているけど、ルビオが相棒かどうかの差があると思っています。

そんなウエストブルックとルビオですが、何故かポストアップでルビオを押し込めないウエストブルック。ちょっと何しているのか良く分からない。いや、ナイスディフェンスとかの前の話。そうすると途端に合わせのプレーにも迫力がなくなるから苦しいよねサンダー。

 

そんな感じでジャズが安定して戦略を元に組み立てていき、サンダーが良い時間と悪い時間を繰り返していき、やっぱり接戦になっていく第2戦の1Qでした。最後はポール・ジョージの3Pが決まるもエグサムが見事なブザービーターレイアップで26-25のジャズリードになります。

 

7Aさんが紹介されているよ。

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〇vsロケッツ

ちょっと関係ない話を挟みます。ウルブスはロケッツのスローダウンに無抵抗でした。だからリードを許した段階で一気にトーンダウンしてしまいます。

しかし、サンダーもジャズも非常に攻撃的なディフェンスをします。ボールを奪いに来るから一方的にスローダウンはさせません。で、それはサンダーの持ち味ですがジャズってこんなに攻撃的だったっけ?

クラウダーが攻撃的に来るのは第1戦でも目立ちましたが、エグサムなんかも極めて積極的です。それって1つのベンチメンバーの活用だよね。オニールもいるし。カーメロの得意技といえばジャブステップですが、そのステップすらさせないほどの攻撃性は1つのポイントな気がします。

しかしそんな攻撃性がポール・ジョージの4点プレーに変わっていきます。だから、ハーデンのファールをもらう技術は重要なわけです。それは単なる得点ではなく、相手の狙いを外していくことになるわけですね。

 

〇インサイド勝負の時間

両チームの激しいディフェンスがお互いを苦しめます。うーん、なんていうかウルブスにはなかったプレーオフっぽい展開です。いやウルブスもディフェンス頑張っていたけどね。なんていうか、守っているだけでは勝てないみたいなディフェンスの繰り返しです。

そんな中でまたもフェイバーズがゴール下で威力を発揮していきます。激しいディフェンスの中で苦しくたれたシュートを拾ってあげるのでジャズの方が苦しいのだけど得点差はつかないよ。

サンダーはグラントの合わせが決まる展開なので、2Q序盤は激しいディフェンスと広くスペーシングされた中でインサイドの支配力が勝負をわける現代らしい内容です。

 

〇100点満点のジャズ

同点でウエストブルックやらアダムスやらゴベールが戻ってきてインサイドの戦いが激しくなり始めると、ルビオの3Pが決まります。メチャクチャタイムリーな一撃をルビオが決めるのかよ!!と思ったら、見事にコーナーのイングルスにも渡ります。

そんなわけでこの2本の3Pは「1つのオフェンス」でみれば「ナイスパスから良く決めた」だけなのですが、試合の流れからいうと「インサイドの戦いの後にアウトサイドから効果的に決めた」という価値の高いものになります。ミッチェルの3Pは余計だった。

そしてトドメにルビオのアシストからゴベールへの合わせです。100点をあげたいジャズ。でもゴベールがフリースローを2本とも外したから60点に減点です。

 

〇分析しても諦める部分もある

7点リードのジャズ。それにしても噂通りアダムスは結構苦しそう。ゴベールとの戦いには勝っていると思うのですが、どうしてもシュートが決められないし、ウエストブルックもちょっと遠慮しているよね。常人のパスをしています。ルビオに押されまくっているし。

ジャズはウエストブルックとアダムスに関しては諦めていて、ファールで止めまくります。序盤からウエストブルックパターンならば上手くいくのは、結局対策不足なのだと思います。不足というか無理というか。ただフリースローに問題があるからジャズの優勢は続きます。

そこからカーメロを増やすサンダー。これが連続で決まります。やっとみつけた違う打開策。しかし、今度はブリュワーが速攻を1人で飛んでいって外します。サンダーもよく走るからリバウンドに行くのですが、外し方も悪すぎてリバウンドからワンパス速攻でジャズがリードを保ちます。

だからブリュワーの速攻は信用できないって。

 

〇変化と論理性

ウエストブルックからコーナーのブリュワー3Pが決まり残り2分で3点差になります。でもルビオが決め返します。フリースローやらなんやらを挟み、サンダーのラストチョイスはカーメロ。そのカーメロが完璧にジェレブコをかわしてゴール下を外します。

前半は53-46でジャズのリードとなりました。

 

そんわけでまたも前半のジャズには文句をつける余地がありません。「ひとつのポゼッション」ではなく「オフェンス全体の流れ」でみれば完璧だよね。そしてここから後半のドノバン・ミッチェルパターンに繋げるわけです。

じゃぁサンダーはダメかっていうと、そんなわけではありません。バランスアタックモードで始まり、ウエスブルックパターンで盛り返し、カーメロのアイソレーションパターンでフィニッシュしています。サンダーもやっぱり相手を考えて、やるべき事を変化させながら戦っています。

しかし、ロケッツの印象が強い中でいえば、これをシーズン通じて構築してきたジャズと、プレーオフ仕様のサンダーでは少し完成度に差があります。まぁ少しだよね。点差の通り。

それよりもパターンで変化をつけているサンダーと、パターンの変化に合理性があるジャズというのが気になる部分です。その意味ではジャズが上を行くわけです。これってセルティックスやラプターズにもある形なので、学ぶことは多いよね。

 

そして両チームのディフェンスが、「そんな思い通りのオフェンスはさせないよ」とばかりに攻撃的なのも面白いところです。ディフェンスって単に守れるだけじゃダメなんだな。

ちなみにこれってシーズン前半のピストンズも同じだったので思い出しながら書いています。あの頃は強かったし、1試合でストーリーが描けました。

 

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◉後半です。

 

〇PGのゲームメイクなど

再びカーメロvsファイバーズモードから始まります。サンダーはウエストブルックからオフボールで抜けたしたブリュワーやアダムスに渡るし、ジャズはルビオからイングルスだったり、ミドルだったりと前半の感想に繋がるようなPGによるゲームメイクで動いていきます。

ウエストブルックが何度もルビオへのパスを狙うのですが、ジャズはミスをしてくれません。それに対してウエストブルックへのパスミスが多いサンダー。ディティールに差がありすぎます。

だけどサンダーにしかないのはそんなPGの突破力なので、フリースローのリバウンドから速攻なんて理不尽な攻撃を成功させるので差になりません。差にならないって実質はウエストブルックが負けているようなものですが。

アダムスが4つ目のファールでベンチに戻ります。

 

〇ジャズによる不思議な時間

不思議な時間がやってきます。クラウダーが出てきたジャズですが、突如ディフェンスが緩くなります。それまではフロントコートになれば常にボールに手を出していたのに、ボールラインから下がってしまい、カーメロとウエストブルックがスポっとフリーになり3Pを打ちます。ウエストブルックが決め、さらにポール・ジョージへのキックアウト3Pも成功すれば、カーメロへのキックアウト3Pも決まって一気に追いつくサンダー。

いったいジャズに何があったのか?

なかなか意味不明な時間です。ポジティブに言えばサンダーのプレッシャーに疲弊しました。ネガティブな理由は特にないから、スタミナロスということにしておきましょう。サンダーのお株を奪うように走りまくっていたジャズなので疲労が先に来て当然です。

ポール・ジョージがもう1本ヒットして逆転します。

 

〇1人で流れを無視する

ルビオがブリュワーの目の前で止まってスティールされたり、ウエストブルックとマッチアップしているゴベールにパスしなかったり、やらかしていくジャズ。ウエストブルックにぶっちぎられ4点差でタイムアウトです。

するとちゃんとゴベールを使うようになったので、まぁ間違いなく疲労から来る集中力と判断力の欠如です。そして再びディフェンスも強度が上がります。残り3分になってミッチェルパターンが増え始めるジャズですが、思いっきりダンクミスするダンク王。フローターもミス。

グラントによるインサイドアタックが決まり、カーメロのアイソレーションも成功し、一気に10点差まで離します。

 

この試合初めてサンダーのバランスアタックが効力を発揮しました。きっかけはジャズのディフェンスが受け身になった所からです。それを残り1分からドノバン・ミッチェルが1人でアタックしていき、5点差にして3Qが終わります。

常に流れを作っていたジャズが自分達から崩れた3Q。それを1人でなんとかしてしまったドノバン・ミッチェル。恐ろしい。

 

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〇攻撃性を取り戻すジャズ

エクサムが遂に攻撃的なディフェンスを成功し、スティールから速攻を生み出します。ジャズってエクサムが戻ってきて更に良くなったよね。そこからイングルスとジェレブコがポール・ジョージにも積極的にプレッシャーします。3Pラインの3mくらい後ろから積極的なので、打たせない作戦です。

ジャズの強みはインサイドのリムプロテクターなので、パスをだされてアブリーネスにドライブされてもポール・ジョージに3P打たれるよりマシなわけです。

そんな間にミッチェルのドライブで同点にしてしまいます。1人だけ戦術的な流れを無視するなよ。

 

〇クロスゲームを変えるもの

ミッチェルがタフなフローターを決め、ウエストブルックが外します。

ウエストブルックからのパスをことごとく外すサンダー。ちょっと謎なイージーシュートも多いです。めちゃくちゃリングに嫌われます。それに対して決まっていくアウトサイドのジャズでリードが入れ替わります。しかし、その後でグラントとアダムスのインサイドは決めてくれたので残り6分半で同点です。クロスゲーム。

 

ジャズはところどころでルビオがゲームメイクするものの、ドノバン・ミッチェルにお任せモードになります。対するサンダーはウエストブルックスタートのバランスアタックは続きます。これがお互いにシュートが決まりません。しっかりとシュートチャンスは出来るけど決まらない。

均衡を破ったのはルビオからミッチェルのゴール下。それをウエストブルックからアダムスで返します。しかし、ミッチェルからルビオの3Pで再度リードを奪うと、またもウエストブルックからアダムス。

両エースが作っていきます。

 

〇クラッチ勝負

そんな中でアダムスが6回目で退場します。この日は3つくらいが可哀想なコールだったためアンラッキーとしか言いようがないアダムス。この時点でサンダーはブリュワーではなくグラントというビックラインナップだったため、それが急激に小さくなります。

速すぎるウエストブルックが速攻に走ると3Pラインあたりでファールで止めるイングルスですが、そのままシュートになってしまい、フリースローを決めて残り2分半でジャズの2点リードに。

ミッチェルが狙うのはカーメロ。ダブルクラッチからシュートに行くのをセンターのウエストブルックが叩き落としますが、誰も触ってないのにファールコールでフリースローに。残り2分4点差

 

しっかりとプレーメイクするウエストブルックからグラント3Pになりますが決まらず。決まらないよね。グラントだもの。ちょっとこれってサンダーのセットミスで、グラントの役割が浮いてしまっています。

ミッチェルがスピンムーブからフローターを決めます。大切なのはエンドラインからのスクリーンで抜け出してからのドライブなので、サンダーはヘルプが遅れています。要はジャズのセットが導き出すノーヘルプ状態。

それをグラントのドライブで返します。今度は逆に周囲が外に引き出してグラントとゴベールのスピード差だから合理的。しかし、サンダーがこの時間で6点負けてるのにグラントのドライブ選択出来るって変わったよね。

 

再びミッチェルのふりしてコーナーに長いパスを出しますがイングルスが凡ミス。ウエストブルックが慌てずカーメロに3P打たせますがミス。

ミッチェルvsウエストブルックでボールを持たせずイングルスに打たせてミス、しかしカーメロも3Pを決められず。残り20秒4点ジャズリードでファールゲームに。ゴベールがしっかり決めて逃げ切ったジャズでした。

 

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◉意外すぎたサンダー

 

サンダーってウエストブルックと同義語ですが、最後の最後までプレーメイクしバランスアタックし続けたサンダー。意外も意外。それってどうなのさ?

この試合は結果を知ってからみていて、ビック3が全員4QにFG決められなかったと知っていました。だから例のウエストブルックがやらかすのかと思いきや、全く違ったわけです。批判される要素が全くないコントロールするPGであり続けました。1本だけ怪しいミドルはありましたが、そのシュートチャンスを作る能力は偉大だし、警戒するジャズに狙いを絞らせなかったと言えます。

その点では問題があったのはカーメロとポール・ジョージです。同時にブリュワーも何しているのかわからなかった。この話はプレーオフ前に書いた記事に戻ります。これをやって勝てないからウエストブルックの理不尽モードに戻した今シーズンのサンダー。

 

良い意味ではジャズのプレッシャーに対して冷静に対処し、適切なオフェンスチョイスをしました。

悪い意味では最も効率的なウエストブルックモードを活かせませんでした。

 

シリーズは7試合あります。どうやって4試合を勝ち抜くのか。サンダーが見据えるのがチャンピオンリングならば、どうやって16試合を勝ち抜くのか。ある意味もがいているし、ある意味多くの選択肢をもっている事になります。

つまりは負けたけれども悲観することばかりではないという感想です。時の運で負けた。でも時の運すらもひっくり返す理不尽さはなかった。

 

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◉ドミネイター・ミッチェル

 

第1戦で試合をコントロールしたのはジャズ
それを破壊したポール・ジョージでした。

第2戦は戦略的な応酬が続き、終盤に試合をコントロールしていくのはウエストブルック
それは理不尽ではないサンダーの持つ新たな選択肢でした。

 

壊すのはドミネイター・ミッチェル

似ていると評したサンダーとジャズが立場を入れ替えた第2戦でした。

 

ドノバン・ミッチェルが恐ろしい

そんな記事を書いたのは12/7です。その時は活躍し始めた頃でしたが、まだ「テイタムは凄い」「ロンゾだって新人王を狙えるはずだ」なんて感想を散見する時期でした。まぁでも正直ものが違いすぎました。そしてプレーオフでも勢いは衰えずスーパーブレイクです。あの頃のジャズはまだ弱かったのですが、ミッチェルでオフェンスが改善していき、その先の躍進に繋がっていきます。

ジャズなので当時書かなかったけどマイケル・ジョーダンみたいと思っていました。この試合で28点を奪い、プレーオフ初めの2試合で53点だったジョーダンを抜いて55点だそうです。

 

さて、決めまくった4Qですが実は神がかった活躍ってわけでもありません。FG4/9で3P4本全て外しました。だから実は「そこそこ決めた」に過ぎないのです。決して効率的ではない。

だからこそ、そこには試合を自分のものにしてしまう偉大さがあります。

それをリーグで最も感じさせるウエストブルックがバランスアタックした試合で、ジャズにいるミッチェルが自分の試合にしてしまう。なんというルーキーなのか。

 

そしてまた、こんな部分がベン・シモンズではなくドノバン・ミッチェルに新人王を与えたくなる部分でもあります。スタッツで比較したらシモンズですし、チームの中で果たしている役割の大きさも断然シモンズです。しかし、ただひとつ試合を決めてしまう能力についてはドノバン・ミッチェルの方が上を行きます。

ヒートとの第2戦でチームを引っ張り上げるも、ウェイドの支配力に負けたシモンズ

サンダーとの第2戦でコントロールするウエストブルックに対し、支配力で勝ちきったミッチェル

 

効率的なシモンズに対し、決して効率的ではなかったミッチェル。しかし試合の支配者~ドミネイター~でした。

 

「ドノバン・ミッチェル」で検索すると当時は自分の書いた記事が一番上に出てきたのですが、検索するたびに下の方に移動していきます。一番初めの語り部でありたいとすら思わせるルーキーでした。

 

20180419 サンダーvsジャズ” への6件のフィードバック

  1. 3Q中盤までは大人しいというかブリュワーが追いかけまくって何とかしてたのですが。終盤も1人ハッスルで頑張ってましたが。
    クラッチではギアが上がり苦しくなると相手がPG13でも何とかしてしまう恐ろしいルーキーでした・・・
    もうこれで21とか・・・
    個人的にはルビオが要所要所で決めてくラスト1本まで落とさなかった3PTかな〜素晴らしかった

    1. ミッチェルはもちろん凄いのですが、もらったときにリングにまっすぐアタック出来る状態なんですよね。つまりもらってからアタックが非常に早いので守りにくい。
      ルビオの3Pは全てオフボールで空いた時に打っているんですよね。つまりもらう前の段階で判断できています。

      だから結局はジャズの連動性が遙かに上回っている感じです。それって戦術眼がある選手で構成されているからなので、自分たちに合う選手をうまく連れてきたチームプラン含めての素晴らしさでしょうね。

  2. いつも楽しく読ませて頂いてます。
    ウエストブルックは変わりましたね。
    終盤、あの点差でバランサーPGになりコントロールするとは思いませんでした。
    個人的にはサンダーの終盤はスリーなどが増えるので、ドライブからFTをもらうプレイを選択肢に入れた方が良いのでは?と感じます。
    ハーデンのように
    ウエストブルックは試合後のインタビューで、2人を信頼してる、今までもこれかも、みたいな発言していたんで、プレイオフPとメローハローにはもう少し決めて貰えると上手く行くのでしょうね。

    1. この試合はアダムスもいなくなり、インサイドでのファールも殆どコールしてもらえない感じでした。それは一貫した基準でレフリーがコールしていたと思います。だからシュートが決まっていないウエストブルックとしては判断は正しかった気がします。

      一方でポール・ジョージとカーメロの貰い方は3Pしかないので苦しいですよね。バックカット増やしてゴベールの裏をついていかないと苦しかったと思います。合わせるの上手くないんですよね。だからウエストブルックがコントロールする意味がどこまであるのか難しいです。時には強引に自分で取りに行かないとオフェンスのバランスがとれないのかもしれません。

  3. いつも楽しく読ませてもらってます。フェイバーズは過小評価されている選手だと思ってましたが、
    管理人さんは高く評価してくれてるのでうれしいです。
    エクサムのディフェンス素晴らしいですけどもう少しゲームメイク
    できればゲームトータルで試合が安定し、もう1段階上に行けるのかなと思いました。そう考えるとルビオのゲームメイク力は改めて
    凄いなと思いました

  4. 昨日の試合はすごく面白かったです。
    細かいことはわからないので勝手な印象ですみません。
    ウエストブルックが最後のいくつかのプレーを自分で持っていくと思っていたので、意外でしたし、そんなウエストブルックが見たいなと思いました。
    ジャズはミッチェル以外、印象に残るほどのプレーはないものの、着実に点を取っていて勝ち切った感じがチームがしっかりしているなという印象でした。
    第3戦が楽しみなカードです!!

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