クーパー・フラッグを手に入れて再建に振ったマブス。他のタンクチームと違い真面目に試合をこなしており、その中で自分たちが為すべきことやクーパー・フラッグの課題などが出てくるのだから、無駄に負けるだけの時間を過ごしているチームとは違う・・・のだけど、それはそれとしてシーズン終盤になって弱くなっている気がするじゃん。
そこで今回はシーズン全体の総括的な部分と、今のマブスについて触れていきましょう。なお、クーパー・フラッグについては別件にしておこうぜ。そこを語りだしたら書き終わる気がしないし。
◎さようならAD
ドラフト1位指名権を手に入れたとき、「クーパー・フラッグを主役にしないなんてもったいない」と思ったものですが「どうせADは試合に出てこないから大丈夫」というコメントを貰いました。その通りの内容になっていき、そうそうにADとはバイバイを決めたわけです。
この動きは高く評価してあげたいし、その前にあったニコ・ハリソンの解雇は「自分たちのミス」をハッキリさせるために必要な行為でした。解雇していなければ「ドンチッチの放出は正しい行為」としてADを手元に置き続けただろうしね。
ADの問題点はいくつかあるわけです。
①試合に出たりでなかったりでチーム戦術が構築できない
②ウイングなのかセンターなのか、どっちとも取れない動きをするので周囲の組み方が特殊
(特にディフェンス面でチェイスしないので周りがフォローしなければいけない)
③コートの真ん中のスペースに滞留するので、ドライブアタックが使いにくい
全てに多様な問題に帰結するし、この中でクーパー・フラッグの仕事を定めるのも難しいものがありました。
中長期的なチームつくりをするにあたって①の問題を抱えている選手は厳しすぎます。それはエンビードのシクサーズが示していることでもあって、個人のパフォーマンスよりもチームとしての戦い方に懸念が出過ぎてしまうわけだ。そのうえでADの場合は「オレはパワーフォワード」発言の問題も付属しており、周囲の選手をどうしていくかも変化が大きすぎます。
この点でマブスには違う課題もありました。ロスターにセンターが多すぎる問題です。
AD、ギャフォード、ライブリー、パウエルの4人に2WAYのシセなのだからダボついてしまう。
・・・と思ったら例によってライブリーが離脱し、ADもいなくなったので何も問題はなかったというね。ギャフォードも60試合出るか出ないかくらいなので、ケガに弱いビッグマンを抱えすぎです。
その一方でロスター枠を調整するためにウェイブしたO-MAXがグリズリーズでブレークしたという悲しい物語もあります。AD放出後のマブスであればO-MAXは活躍出来た気もするしね。まぁ今シーズンに関しては仕方ない部分も大きいので、O-MAXを後悔する必要なんて何もありませんが、総じて離脱が多すぎるビッグマンは整理しなければいけません。
ちなみにデッドラインでやってきたバグリーも活躍はしているけど、細かい離脱が多いんだよね。運動量のある選手がフィットしそうな雰囲気だからこそ、運動量増やしたらケガしちゃうタイプは困ってしまう。万能なライブリーは期待値もあって残したいだろうから、他は健康な選手をロスターに置こうぜ。ロールタイプのビッグマンで十分なんだしさ。
どのようなチームにしていくのか。それは主役が誰かによって異なるし、戦い方に合わせて集める選手も変えないといけない。そもそもドンチッチからADにしたのにセンターがダボついているのも問題だったし、さらにクーパー・フラッグに変更されたのだから、ゼロベースで切り替えることになったわけだ。早いタイミングで実行した方がいいし、今年のドラフトにも関係してくるし。
ドンチ時代からどのウイングを揃えるかで悩むDAL。クパフラの場合は優れたタイプよりも仕事をハードにこなしてくれるタイプの方が合ってそうに思えます。ですが、キッドないしHCがハードワークするけどミスも多いタイプを許容できないことも考えると選考はかなり難航しそうな匂いもします