◎3Pを守れない
〇ペイント内失点 40.4(1位)
〇速攻での失点 11.8(1位)
ミスが増えたとはいっても未だに速攻での失点がリーグで最も少なく、そしてペイント内は守り切っています。フィジカルなウイングを揃えずにペイントに強いとはどういうこったい。高速ヘルプとローテーションできっちり、しっかりと守り切っています。
〇被3Pアテンプト
39.3本(23位) ⇒ 38.8本(25位)
〇被3P成功率
34.2%(1位) ⇒ 37.2%(27位)
しかし、アウトサイドが間に合わなくなっています。被アテンプトは昨シーズンも多かったけど、今シーズンは決められまくっています。クローズアウトが間に合わないのか、攻略法として認識されたことで相手の集中力が上がっているのか。
では、この3Pに対して誰がどれだけクローズアウトに行っているのか。というか、誰が決められやすいのかをみてみましょう。被3Pアテンプトが多い順です。
〇3PDIFF
ケイソン △1.3
SGA △2.6
ドート +1.1
ホルムグレン △3.6
ウィギンズ +9.5
ジョー △2.9
ハーテン +11.3
問題があるのはウィギンズとハーテンのところになっていて、ウイングへの展開に間に合わない傾向があります。ただ、それは数字の話であって試合を見ている時になるのはスイッチのジャッジメントが1人だけ怪しいホルムグレンです。
逆にvsサンダーでワイドオープン3Pを多く打っている選手を見ていくと、昨シーズンも多かったストレッチビッグタイプだけでなく、今シーズンは意外とハンドラー系統が多くなっています。
〇vsサンダーのワイドオープン3P
ポーター 6本(ペイサーズ)
トッピン 6本
デリック・ジョーンズ 5本
リザシェイ 5本
クリスティ 4.5本
バーンズ 4.5本
ウエストブルック 5.3本
ディヴィチェンゾ 4.7本
ボーンズ 4.5本
オニール 4.3本
ウエストブルックは置いといて、ウルブズ戦でディヴィチェンゾとボーンズに打たれまくっており、シンプルに展開されて間に合っていません。オニールも中継役ですが、ワンパスで3Pを打たれるケースが増えてきているってことでした。
一方でウイング系に間に合わないのはツインタワーの影響も強く出ているし、かといってウィギンズも間に合っていないという厳しさが・・・。どちらかというとウィギンズをハンドラーにマッチアップさせ、サイドはガード陣が追いかけるのがスタンダードですので、追いかけるのは誰なんだってのも難しいけどね。
〇被3P オン/オフ
ハーテン 40.7%/35.6%
ハーテンのオン/オフはわかりやすく出ているのですが、ただ問題なのはオフでも35.6%と昨シーズンの平均より悪いってことです。確かにハーテンがいると間に合っていない感じだけど、いなくてもインテンシティは落ちているってことじゃん。
また、ホークス、ヒート、バックス、グリズリーズと「ハンドラーが強力ではない」チームに、多くのキャッチ&3Pを決められているのも今シーズンの特徴です。従来は特別なハンドラーに攻略されていましたが、むしろボールを長く持つ選手がいないチームへのディフェンスに苦戦しているってことです同時に多く打たれたチームに、確率良く決められています。言い換えれば
ディフェンスのアジャスト能力が落ちている
多く打たれて、それも決まっているのならば早めに対処して止めればいいわけですが、それができないのが今シーズンのサンダー。トータルのレーティングは良いのでチームのディフェンス力そのものがお落ちたわけではありませんが、似たようなやられ方を1試合通して続けてしまうからこそ勝率も落ちている、このアジャストが最も厳しい点になっています。
昨シーズンはプレーオフが始まるまでは、ベンチメンバーをシチュエーションごとに使い分けていた印象の強いダグノートですが、プレーオフでのご乱心からスタートして、今では毎試合のように困ったチャンなところを発揮しています。
その前提にあるのがケガ人の多さなのも間違いなく、特にマルチすぎるJ-Dubの離脱は戦術的な自由度を奪い取ってしまっています。昨シーズンはホルムグレンいなくても苦労しなかったのにね。まぁ適当にカルーソとケンリッチを出しておけば、大抵のことはどうにかなっていたはずだもん。
この1月は負けも増えてきましたが、その中では逆にいろんなユニットを使うことになりました。これが後々響いてくるのか。それとも最近の試合のようにツインタワーへのこだわりが強くなるのか。強くなれば3Pで攻略される可能性も高まります。
ストロングスタイルで勝ちまくれるのがシーズン
ストロングスタイルで負けるのがプレーオフ
70勝の夢は途切れた中で、よりプレーオフの準備にフォーカスできるのでしょうか。