◎ジョン・コリンズ
クリッパーズから1人は選びたいという思いもある中で、FG成功率が非常に低かったハーデンや、ズバッツ復帰してからは微妙な試合が出てきてしまうレナード。逆に懸念だったシックスマンのところにドはまり中のジョーダン・ミラーなど、候補っぽい選手はいるけれど、クリッパーズが良くなったのはコリンズが潤滑油的にスペースを使いまくってくれるからなので、代表してコリンズです。
しかし、「代表して」というには、コリンズのスタッツは圧倒的でもあります。得点もリバウンドも凡庸だけど、超絶スーパーなロールプレイヤーっぷりを発揮したことで、チームに勝利をもたらしました。
〇1月のコリンズ
29.1分
15.7点
2P73.6%
3P58.2%
TS78.6%
5.0リバウンド
ネッツ戦とジャズ戦で3Pが40%”しか”決まらなかったことで数字を落としましたが、それまではTS80%を超えていたというモンスターな効率。
クリッパーズが勝ち始めたのはズバッツがケガしてからですが、そこでスペースを謳歌したコリンズが急所に飛び込みまくって流れを作りました。ズバッツが復帰して戦術的には微妙になったので収まると思ったら、異様な3P成功率もあって好調は続いています。そんな事情もあってか、クリッパーズはズバッツのプレータイムを減らしています。
レナード仕様のウイング並べと、ハーデン+ズバッツの戦術と2パターンに分かれた中、そのどちらでも機能しているコリンズがチームのキーマンになっているのでした。なお、ジョーダン・ミラーは1月になって突然でてきて+3.7点とこちらもベンチのキーマンになっています。
◎ムサ・ディアバテ
元クリッパーズのディアバテはホーネッツにいながらレーティング最強マンとして1年前も注目でしたが、遂にチームが勝ち始めた1月において、代えの効かない選手として再び最高のレーティングマンになっています。
〇1月のディアバテ
オフェンス 129.4
ディフェンス 106.8
ネット 22.6
このレーティングはヤバいって。9.6点しかとっていないディアバテなのに、オフェンスレーティングがエグイ。ただ、当然ですが、それだけ点を取りまくっている主役たちの方が偉いわけです。でも、その主役を定義できないってのも、1月のホーネッツです。
〇1月の得点と3P成功率
ミラー 21.8点 44.3%
クヌッペル 18.1点 42.3%
ラメロ 17.3点 37.3%
ブリッジス 15.9点 38.2%
全員で乱れ打ちのような3Pの雨を高確率で決めているホーネッツ。誰が・・・ではなく、誰もが決めるからこそのスーパーレーティングでした。そして、こんなシューターたちを並べながらバランスを取れているのは、インサイド仕事をディアバテが1人でこなしているから。普通はシューター系を並べたら崩壊するし、パサーもラメロしかいないのに、ペイント内でディアバテが躍動するからさ。
基本的にディアバテの仕事は献身的なスクリーンで、オンボールでもオフボールでもマークを剥がす事。そしてリングにダイブして合わせ、オフェンスリバウンドに絡みまくること。大したことないんだけど、回数の多さと運動量でマークをゴッチャゴチャにしてくれます。ホーネッツの試合を見ているとディアバテが目立ちまくっているもん。
〇1月のディアバテ
9.6点
FG69.0%
3.5オフェンスリバウンド
5.8ディフェンスリバウンド
1.3ブロック
ちなみに3P1本打って決めています。暴れまわったディアバテ。ディフェンスではジョシュ・グリーンが復帰したことで、自分がヘルプに出て行ってもローテでカバーしてくれる選手が増えました。ブリッジス、グリーン、ディアバテの3人がコートにいるとカッチカチのディフェンスへと変貌します。今はシオン・ジェームスもいるし、穴のディフェンダーが目立っていたけど、関係なくなってきたんだよね。
コリンズと似ているようで全く違う理由でチームを回しているディアバテ。この役割を1人でこなしているのは脅威だぜ。控えになったカルクブレナーもFG76%でリバウンドも強く、タフな役割をこなしてくれています。