◎NBAとの違い
1Qは上手く崩していたけど3Pが決まらなかった三河ですが、2Qは「どうせ展開するんでしょ」とアルバルクに読まれ始め、キックアウトの3Pへクローズアウトが余裕で間に合っていったことも三河の得点が止まった要因でした。それはBリーグらしい「どうせ外国籍にパスするんでしょ」でもあります。
だからハーフタイムで思ったのは「西田がもっと自分で打ちに行くべき」です。でも、これは良い判断で打つというのではなく、良い判断でなくても打ち切るってことです。強引にでも決めることでディフェンスはよりハンドラーを強く守る必要が出てくるので、それからパスを出せばよい。NBAだと普通なのですが、西田は「良い判断」をしたがるから難しいだろうなーと思っていました。
西田を初めて見たのはU19ですが、その時から緩急をつけたドライブと、キックアウトやフェイダウェイなどスキルを駆使してフィニッシュできる能力の高さをみせており、スピードばかりの日本ガードとは一線を画していたので大いに期待していました。その後、ひざのケガとかあって苦しんだんだけど、なんだかんだと日本代表には呼ばれ続けています。ディフェンダーとして。。。
スキルフルで判断が良いってことは「強引に決めきる」プレーをしないことでもあります。それこそクーパー・フラッグはデビューしたては「良いプレー・良い判断」をしたがっていたよね。でも、そんな判断は「読みあい」の世界で負けることもあります。だってプロだもん。NBAだもん。そしたらクーパー・フラッグは強引に決めきる技を身に着け始めました。まだ3か月の話だぜ。
西田に足りない要素・・・だと思っていたわけですが、後半になると西田がハンドラーアタックから自分で打ち切ることが増えます。初めは見事に振り切ってのシュートミスでしたが、強引に行ってのファールドローが決まると、フェイダウェイジャンパーも決め始め、三河が反撃し点差を詰めていきます。
さらにパスアウトからショットクロックがなくなったところでガードナーがムリヤリの3Pも決めてくれて、3Qは51-48と3点差で終わります。三河の逆転が近いと思わせたし、西田のプレータイムを引っ張って4Qもそのまま出してきました。
しかし、追い上げムードの中、西田がドライブして再び決めようとしたところで、小酒部が足を出してひっかけます。なんとこれがノーファール。いやいや。いやいやいや。
また、インサイドで決め始めた西田なので、ここからダイナミックなキックアウトで3Pを決めれば三河ペースになったはずなのですが、どうしてもガードナーとのツーメンゲームに留まってしまいます。それはアルバルクもわかっているので対応が早いよね。西田は自分がハンドラーアタックして決めていくことで、よりディフェンスを真ん中に寄せる必要があったのですが、寄り切らない前にパスをしちゃだめよ。そして寄り切らなくてもノーファールにされてしまうと、次の展開が厳しいよね。
結局、西田はインサイドアタックを決めるプレーを見せてくれたけど、
・まだ足りなかった
・それにしても三河は3Pを外しすぎ
という両面があってアルバルクはディフェンスを変更するまでには至りませんでした。もっと怖くならなければいけないぜエースよ。でも、Bリーグだとレイマンと同時起用だから、ここまでエースしなくてもいいんだよな。
そんなわけで最後までチームオフェンスとして中外のバランスが作れなかった三河。中は西田とガードナー、そして本日はシェーファーも頑張ったのですが、3Pは5/27しか決まらず、それも西田とガードナーで3本なので、プレーメイカー以外が決まらな過ぎでしたとさ。そりゃあ厳しいぜ。