開幕前から永遠と噂されている補強案。やれウエストブルックが欲しいだの、やれモラントが欲しいだの、やれホワイトが欲しいだの。いろんな噂が立つけれど、帯に短し襷に長し。これといってピンとくる補強案はないし、どれも「絶対に違うだろ」にもならないよね。
特に今シーズンは好調に推移しており、ここまで27勝14敗で勝率.659となっており、例年に比べると問題も少なくなっています。直近3年間の勝率と比較してみましょう。
◎オールスターまでの勝率
22-23シーズン .508
23-24シーズン .709
24-25シーズン .554
首位を走っていた2年前には及ばないものの、昨シーズンよりも大きく勝ち越しています。まぁこれって「タウンズの方が良かったんじゃ」ともなるのですが、それはそれ。これはこれ。
11月までクラッチの成績が4勝4敗と振るわなかったので、試合終盤のプレーメイク能力のなさは問題でしたが、12月以降は7勝3敗と大きく勝ち越しており、懸念事項も解消されてきました。ってなわけで、どこかしらPG問題も小さくなっています。
では、そもそもウルブズがPGを補強しなければいけない理由は何だったのかを書き出してみましょう。複合的な問題でPGを補強しなければいけないのは間違いないのですが、それが今シーズンの事情とは合っていないことも多くなります。
①衰えたコンリーの後釜が欲しい
②アンツの仕事量が多すぎる
③ 〃 がボールを持ちすぎて展開力が足りない
④アンツにダブルチームされた後の対処が悪い
この中で最大の懸念は①になっていて、ウィン・ナウだけでなく、アンツの年齢を考えると相棒としてのPGが欲しくなってきます。そこにディリングハムを求めたはずなのですが、イマイチ機能せずというか成長させることが出来ておらず、かといってボーンズを長い目で信用していいのかどうか。
でも、それはオフシーズンにすべき仕事です。トレード市場に出物(ヤング・モラント)が出てきたから取りに行くのは理解できますが、ここのリスクを取るにはチームは勝ちすぎています。そして②~③の仕事で言えば、スタークラスのPGは不要です。かつてのタイアスやルビオみたいなPGがいれば済む話なので、①とは大きく事情が異なります。
全てはNAWがいなくなったことに由来するし、NAWくらいのPGでいいんだけどね。4年60Mを出せなかったことを考えると、補強すべきは10Mくらいでそこそこの働きをしてくれるPGでしかないしなぁ。