ヤング、トレードを模索する

ヤングの代理人がホークスと共にトレード先を探すというニュースが報じられました。最近は誤報も多いシェイムであり、それ以上にトレード話が出ても実際には動いていないことばかりのNBAではありますが、「代理人が動いている」はそんなに聞かない話ではあります。

1勝3敗で迎えた5試合目にヤングは離脱。その5試合目からチームは勝ち始めましたが、12月半ばにヤングが戻ってくると出場した試合は5連敗。ただし、ヤングがいなくても勝ってはいない時期だったので微妙ではあるのですが、従来以上にディフェンスの悪さを露呈しまくっており、ホークス側が見切りをつけたかのようです。

しかし、本当にヤングを手放していいのか。そしてヤングはどこに行けばいいのか。トレードが決まる前にちょっと考えてみましょう。

◎ヤングを手放すリスク

ヤングについて忘れてはいけないのは、身体能力系ではないこともあり、欠場リスクが低いこと。決して丈夫な体ではないのですが、どっちにしてもスキルで勝負しているので、長期離脱が目立つタイプではありません。今シーズンのケガもチームメイトがスリップして自分の足に乗っかってくるという不運なものであり、それを咎めるのは可哀そうだしさ。

大きな離脱期間となったのは23-24シーズンの2~4月くらいなので、最近のエースキャラとしては元気な部類です。だからこそ今シーズンの離脱が気になる面もあるでしょうが、ジェイレン・ジョンソンは昨シーズンが46試合、その前が26試合欠場しており、たまたまヤングが離脱した時期がでたところで切り替えていいのかどうか疑問は残ります。

誰でも欠場するリスクはあり、そんな時でもチームはしっかりと戦う必要があります。ヤングが離脱してもジェイレン・ジョンソン中心で戦えたのはポジティブですが、昨シーズンはジェイレン・ジョンソンが離脱しても立派に順位を上げたことも忘れてはいけません。ヤングでスーパースタークラスがトレードできるとも思えないのでさ。

そして少なくとも昨シーズンまでは「ヤングがいないとオフェンスが壊滅的」だったことも忘れてはいけません。シーズンの半分以上でジェイレン・ジョンソンがいなかったのに、ヤングがいれば少なくともオフェンスは問題がなく、ネッツもプラスでした。果たして本当に、この2カ月の成績だけで判断してもいいのか、あまりにも短絡的なんじゃないのか。そんな疑問があるわけだ。

これは「ヤングの貢献度」ではなく、「ホークスが本当にチームとしてそれで大丈夫なのか」っていう話です。極端な話でいえばヤングを放出してドンチッチを手に入れられるならば何も問題はありません。また、この話には今シーズンの成績についても関係してきます。

それはジェイレン・ジョンソンのオンコートでもネットがマイナスになっていること。そしてディフェンスレーティングが非常に悪いこと。結局のところ「ヤングがいない方が上手く行きそう」ではあっても「ヤングがいなければ勝てる」でもなければ「ヤングがいなければ守れる」ですらなさそうなんだ。

とくに後者は大事で、ガードがダイソン・ダニエルズとNAWというディフェンダーになっているのにホークスは守れていないという事実。一番問題がありそうながオコングのところなので、ディフェンスシステムそのものを見直さないと厳しそうなのよね。

ただし、復帰したヤングは更に酷いチームディフェンスを見せてしまったので、ヤング側も言い訳できないってのがね。正直、復帰後のヤングを観たら「そりゃあトレードされても仕方がないよ」という酷さだったし。いずれにしてもヤングを放出したくなる気持ちはわからなくはないけど

なんだよね。そしてジェイレン・ジョンソン中心のオフェンスはハーフコートの構築力に問題があり、NAWとオコングのシュートが決まり続けないと勝てません。そんなものに依存している戦い方は正しいのかどうか。そしてヤングが戻ってきたら外しまくったNAWってのは何だったのかね。

ヤング、トレードを模索する” への4件のフィードバック

  1. ライブの際でも少しありましたが、モラントと1対1でトレードするのはどうなんでしょう。グリズリーズ側からすると、問題児+怪我の多いエースを放出して気分屋のちゃんとゲームに出るPGに変えられるのでそういう意味ではメリットがある気がします。
    グリズリーズは、現状ルール最優先のバスケをしててモラントの強みを活かせてないですし、モラントのためにも放出してもよいのではとも思います(本当はそれがヤングではなくて若手や指名権になって欲しいのですが・・・)。
    ヤング的には、他エースの部分やツーメンゲームの相棒が弱いので、あんまりおもしろくなさそうですが・・・。
    1ファン的にはいってもいいのでは?と思ってます。

    1. モラントとの交換そのものはアリですし、むしろホークス側としては良い補強になりそうです。

      それよりグリズリーズ側はヤングが来ることでディフェンスの穴が出来るのを嫌がりそうなのと、終盤の1on1で点を取る役割を誰がするのかという問題が出そうなので、メリットを見出さない気がしました。

  2. ラプターズファンとしては、
    バレットは少々惜しいですが、クイックリーの契約が捌けるのであれば残り年数の短いヤングになるのはかなり嬉しい気がします。何よりCMBがヤングの元で覚醒するのでは?という皮算用もしてしまいます。
    ホークス側のメリットは乏しい気がしますが…

    1. ホークスが欲しいものがよくわからないですからね。アバジでもつければ納得する気も。

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