1103 ロケッツvsマブス

ADのいない時間を楽しむマブスとディアンジェロ。本日の相手はバスケよりもプロレスが得意なロケッツです。クーパー・フラッグが【ウェンビー症候群】みたいにゴール下でビビっているわけですが、今日のロケッツはビッグマン並べなので、躊躇ったら囲まれてスープレックスでぶん投げられるので、迷うことなくフィニッシュするのが大事です。課題を課題として認識しているかが問われる試合。

◎クーパー・フラッグ

さっそくADがいないのでスペースにドライブを決めるクリスティ。非常にわかりやすい。このドライブを使えなかったツインタワーだったのに、そもそもクリスティがトップからドライブアタックするチャンスがあるなんて。

さらにフラッグもドライブでレイアップ。おぉ!これは期待できるぜ!見事に前の試合から修正してきた・・・と思ったら、ドライブで抜けているのにギャフォードへアリウープパスを出してミスになります。これが『強引に行け』ではなく、ただ単に『そこは空いているから自分で行くべき』でしかないのよ。ましてやギャフォードのマークは外れていないのにパスしちゃダメでしょ。

しかし、クリスティはドライブから最後は強引にシュートにもっていってファールドロー。うん、フラッグよりもクリスティがAD不在を謳歌しているな。なお、ディアンジェロはベンチスタートです。

フラッグにPG修行させるってのは、
・必要な時に自分のハンドルで攻めることが出来るようになること
・ドライブから必要なパスを出せるようになること
これが目的だと思うのですが、実際にはもっとゲームメイカーっぽいことをやらせようとしてて、自分で仕掛けるのではなく、パスをみんなに供給する仕事になっています。ヤニスだって、そんなことはしていなかったぞ。

そして何でもない横パスをイーソンにかっさらわれます。「こいつどうせパスするんだろ」みたいな奪い方からアメンのダンクに。正直これの目的がよくわからんぜ。エースとして鍛えたいという形にもなっていない。

あとさ、ロケッツの速攻に対して諦めて決めさせる判断するんだけど、若者らしくないというツッコミ以上に、そういうのを止めることが出来るのがビッグPGの良さなのに、ほぼ無抵抗なんだよな。

そしてディアンジェロが登場すると、ロールマンプレーから3Pをヒット。おぉ、これはいいぞ。PGじゃなくてウイングプレーから覚えさせた方がいいと思うのは、こういう部分です。シュート能力もあるからロールマンプレーでパスを引き出せると、それこそエースムーブする機会は大きく増えてくるよね。ボールの貰い方を覚えよう、でもある。

さて、今度はマッチアップがリード・シェパードになったのでポストアップしてねじ込みます。これを連続で実行します。おぉ、良いプレーが続きました。ディアンジェロのエンドラインスローインから、シュータームーブでの3Pは外れたけど、これもいい感じ。過去最高にエースっぽい動きが出来ています。

そんなわけでPGさせているとムダにパスを回しているだけだし、ドライブからのジャッジメントの悪さは続いていますが、PGじゃなくなってからは自分がアタックすることにフォーカスできていて、エースっぽさがグイっと増したのでいい感じ。まずはウイングプレーからエースムーブをさせた方が、いろんなパターンで得点を奪うことを学べそうに見えるのでした。

フラッグの活躍でマブス優勢の1Qでしたが、例によってアダムスが出てくるとオフェンスリバウンドねじ込みで得点力が上がるロケッツ。そしてフラッグが下がるとハーディとブランドン・ウィリアムスのガード並びにしたのでフィジカルが弱くなるマブス。1Qはシェングンのミスもあって4点リードでしたが、2Qになって直ぐにシェングンのプレー連打で簡単に逆転したロケッツになりましたとさ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA