1101 ウィザーズvsマジック

◎まとめ

ウィザーズのオフェンス力は置いといて、ブロックパーティだったし、カバーリングもしっかりしていたし、16分プレーしたアイザックのディフェンスレーティングは85だったし、やっぱり今日もディフェンスで勝ったようなマジック。
ただし、ディフェンスが固くて、そこからトランジション連続だったので「早い展開は間違っていない」とも言われそうな内容でした。守れずにトランジションと、守ってトランジションは全く違うわけですが、とりあえず5試合程度でディフェンス優先に切り替えてくれたのならば何より。

でも、デズモンド・ベインはこの展開でもイマイチなスタッツでした。5点、3P1/3だもん。現在、グリズリーズではモラントの乱がおきていますが、罪深すぎるタイラー・ジェンキンス。なんであんなに上手くいっていたのか。そういやタイアスもマジックにいますが、グリズリーズ時代のようなゲームメイカー感はないよね。サンズの時もシューターだったし。

なお、サッグスも何もしていないようなものなので、ベインよりもモラント欲しかったね。ちょっとタイミングが違えば世紀の大トレードだったかもしれない。今のところ、ベインを獲得したメリットは何も出ていないしなぁ・・・。

成功率を見てわかる通り、確率の良い1on1ファイターでしたが、ほぼミドル。ポストアップからのターンシュート含めてね。これはこれでいいとしても、3Pにして広げるわけでもなければ、パス能力に欠けるのでハンドラーとして使うのは厳しすぎるし、周りも合わせる能力が足りない。

でもさ、ジョージは別にいいのよ。ディベロップメントしてきたわけでしょ。なんだったらレナードみたいにペイントでポジション取ってのターンシュート連打とかしてくれればさ。

クリバリは遥かに厳しかった。フランス代表とは違って積極的に仕掛けるんだけど、それってスキルが足りないのに突破を仕掛けている状態。アタック回数が多いから、それなりの数字にはなるけれど、何も起きないぜ。ってことで、1on1で点を取れるジョージと取れないクリバリ。どっちをメインハンドラーにするかといえば・・・どっちでもないだろ。

ここにカリントンがいるし、必要ならマカラムでも出来るから頭痛いんだよね。冒頭のとおり、オフボールでシューターとしてトレ・ジョンソンを活かすプレーを混ぜているならいいけれど、全体としてオフボールでのプレーメイクがなかったよ。多分、サボニスがきても周りが連動しないから困るだろうね。

ちなみにウィザーズのコーナー3Pはシクサーズについて少なくなっています。それが納得できてしまう内容だった。逆にミドルはキングスに次ぐ多さ。若いチームなのにミドルレンジチームになっているのか。

そしてオフェンスでもディフェンスでもアジャストできないのがね。殆どツーメンゲームでインサイド合わせが成立するマジックでした。そんなマジックなんて嘘だよ。コンビプレーに対するディフェンスルールが全くわからんぜウィザーズ。

サールがヘルプでブロックに飛んだら、誰もスペース埋めに来ないじゃん。サールがバカみたいにジャンプしているだけで可哀想にも見えてきた試合でした。

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