全力応援!チアゴ・スプリッター。ということでNBAカップで優勝でもすれば、ビラップスが無罪確定してもHCとして戻すことはないでしょ・・・そういえば初代優勝チームのHCは、そのシーズンで解雇されたか。
試合開始からマレーとヨキッチのツーメンゲームに対して、まったくもってショーディフェンスをしないクリンガン。イージーにシュートが打てるので今日は難しそうです。ただ、その次に出てきたのがロバート・ウィリアムス。ここまで試合に出ていなかったのに、早めに登場したのでクリンガンを長く使わなくても良さげです。
ナゲッツはイージーに打てるので、ヨキッチのハンドオフからキャム・ジョンソンに打たせようとしますが、クリンガンのところへ進んでしまうから打てない。その後も、パスアウトをファンブルしてファンブルして、何故かターンシュートになったり、カッティングダンクをカマラにブロックされたり。「ヨキッチにハマらない」という激レアな姿を見せているキャム・ジョンソンですが、それだけでなくシンプルにプレーレベルが低いです。視力が急激に落ちたみたいなミス。
そんなわけで一方的にはならなそうだけど、ブレイザーズがオフェンスで対抗しないとダメにみえるスタートです。この後もナゲッツはショートレンジをバランチューナスとマレーがミスしていき、よくわからんけど、それでもリードしている1Qさ。
◎変わったはずだけど
解説曰く、スプリッターになって攻守の切り替えから早くシュートを打つ形ができたらしい。・・・というほどのサンプルはなかったのでわからんが、しっかりとパスアウトするようになったので、苦しいスペースへ飛び込むことはなくなったし、その中には簡単に捌いてシュートも増えたから、早く打つことが増えたのも事実でしょう。
ただ1Qのオフェンスは、なーんか適当というか、狙いがわからないというか。ナゲッツディフェンスが駆け引き系なので、強く出てくるわけでもなければ、パスが通せそうでもあり、だけどどっちも守られている感じになってしまいます。ヨキッチが下がったらバランチューナスだし、いくらでもスペースはあるし。
ただ、スプリッターになったの改善は、あくまでも「ドライブしたらパスアウトする意識を持つ」にみえていたし、短期間で解決するのは難しいのだから、ビデオセッションで解消できる部分を直した程度だろうと。つまり、ナゲッツが作っているギャップを上手く使うチームオフェンスにはならないし、個人の判断力が急に上がったわけでもないわけで、パスをする意識はあっても上手くいかないって感じです。
ジャズがアウトサイドチェイスが甘すぎただけで、根本的にオフェンスが改善したわけではない事がよくわかる内容になっています。そんな中でシャープがプルアップ3Pを決めると、続けてトランジション気味でカマラもヒット。個人で打開する部分が必要ってことを示してもいます。頑張ろうシャープ。それが決まるならツーメンゲームはしなくていいぞ。
そんな2Qにシャープが2つ目のプルアップ3Pを決めると3点差に。ナゲッツがバランチューナスばかりボールをもってどうにもならんし、なんか一気に追い上げています。
そういう時に周りが見えない感じのジェレミの嫌な面がでてしまう。自分でパスアウトしてシャープに出したのに、そのシャープのドライブコースを邪魔してしまいます。ボールを持ちすぎちゃダメってのはスプリッターになってからの改善ポイントなのに、エースムーブしたくなっちゃうんだよね。それをしないでボールムーブを待っていたら4点プレーまで決めるのにさ。
うーん、やっぱりアブディヤとジェレミを並べると重苦しくなるなぁ。やめた方がいいと思うなぁ。