1031 ブレイザーズvsナゲッツ

◎バスケ星人のビジョン

後半になってもナゲッツがリードしては凡ミスで取り返されていきます。パスが合わない回数が増えてきた。そんな中、ボールをもって何するか困ったキャム・ジョンソンが突如としてプルアップ3Pを打って成功させます。ナゲッツっぽさゼロのシュートが決まるわけだから、普通にしていればいいんだよなぁ。

そして普通にしていてナゲッツっぽさのないハーダウェイはトランジション&ワン。無理に戦術ヨキッチをしない方が上手くいくんだよ。普通にしていれば、ヨキッチが上手くパスを出してくれるんだからさ。

一方でブレイザーズはシュートと逆サイドのオフェンスリバウンドにチャンスが多く、しかもエンドラインカットも多く使って対抗します。ハードワーク対抗であるし、ブラインドサイドの有効利用。このカッティング合わせはジャズ戦でも多用していたので、スプリッターの特徴になってきました。外でぐるぐるしていて、サイモンズがパコーンと打っていた昨シーズンとの違いなのかもしれないが。

だけどもだけど、エンドライン合わせにオフェンスリバウンドとアグレッシブだから、ヨキッチからのワンパス速攻でワトソンというパターンにハマってしまいます。戻っている選手が足りないか、戻っていても、その前を走られてしまう。しかも「ナゲッツボールになってから戻る」では時すでに遅し。リバウンドを取った瞬間にロングパスを投げてくるヨキッチ変態。

このパターンに苦しんだブレイザーズ。終わってみれば3Qで10点ビハインドにされてしまいました。
うーん、ナゲッツがゾーンにしているから「やりたいことができない」というよりも「なにをするべきかわからない」になっているよ。どうするスプリッター。何かできるのか、何もできないのか。

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