ターナー Without ハリバートン

◎ブルック・ロペス

30歳でバックスにやってきてから7シーズン。ブルックはバックスが強豪チームになるための重要なピースでした。それはヤニスの相棒センターとしてストレッチ役を担いつつ、しっかりとリムプロテクターとして機能してきてから。

35歳くらいで「もう厳しいかな」という時期を過ごし始めたけれど、その後に見事に復活し、37歳になってシーズンも一線級の結果を残しました。

とりわけ目立つのはTSの高さ。30代後半になっても3シーズン続けて60%を超えています。この堅実さはバックスを支え続けてきました。

あとさ。21-22シーズンに大きなケガをして13試合にしか出場せず、もう苦しいと思ったら、そこから78試合、79試合、80試合とバックスで一番元気なんだよね。ターナーより欠場少ないからね。こっちも40歳までプレーしそうな勢い。

当然ブルックもチームメイトにお膳立てしてもらっての3Pが基本です。自分でクリエイトできるわけではなく、ヤニスがインサイドにディフェンスを引き付けるからこそ生きてくるわけだ。

しかし、その中身を見るとターナーほどPGに依存はしていません。あとヤニスのパスからダイレクトに3P決めているのが3試合に1本くらいってのもイメージとは離れています。

この現象が起きるのはペイサーズとバックスの、ターナーとブルックの役割の違いです。

ターナーがピック&ロールほか、PGとのコンビプレーに絡んでポップしての3Pが多いのに対して、ブルックは基本的に3Pラインの外で待っており、チームでボールを回して空いたところで打ってきます。バックスのオフェンスが一番良かった時は、エクストラパスが多かったし、あくまでも正しいポジショニングと、全体のパッシングから生まれる3Pです。

ターナーの方がより中と外に動き回って、スペースに動いて3Pを打っていき、ブルックは初めからポジショニングしているところにパスを呼び込む形です。どっちが難しい3Pかといえばターナーなのですが、ブルックは高さを生かしたシュートができるのと、ディープでも打ってくるという違いがあります。

コンビプレーから3Pを打つターナー
シュータースポットで待って3Pを打つブルック

この両者の違いは、インサイドのスペースをヤニスが使うバックスと、インサイドは空けておいてターナーがダイブすることもあればハンドラーがドライブアタックにも使うというペイサーズの差でもあります。まぁ逆なら怖いですが、普通はコンビプレーからスポットで待つことになっても、そこまで確率は変わらないだろうね。

しかし、ターナーはそれに近いことをやっていたサボニス時代は3P34%くらいでした。コンビプレーからの流れで打つようになって「迷わず打てる」ことが増えたのが一因。強気に打たないターナーらしさなんだよね。この点はバックスが想定している通りの3P能力を発揮してくれるか、不安な部分です。

ターナー Without ハリバートン” への2件のフィードバック

  1. ターナーが劣ってるわけではないですがブルックの方がヤニスと違うタイプ、かつ元オールスターだけあって個人でも得点パターンが多いから相手の対策の幅を狭めるという意味では有効にも感じます。ただ良い選手集めるだけじゃダメだという理由が見えますね

    1. 良いハンドラーがいたら、一気にターナーの方がベターになるんですけどね。
      シューティング重視で集めているバックスらしさというか。

      スケープゴートにならないことを願います。

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