ザ・未完成というか、フランスっぽさ満点でNBAにきて2シーズン。相棒だったウェンビーが離脱を繰り返しながらも宇宙人っぷりを発揮しまくっている中、クリバリも自分の形を作っていく時期になってきました。正直、2シーズンが終わった段階だとイマイチというか、別にこの時点でどうのこうは早いと思っていて、ここからディベロップメントすればいいのさ。
ただし、クリバリの場合はエースキャラでいけるのかという大きな疑問があり、ドラフトでは得点にフォーカスしそうなトレ・ジョンソンを獲得しました。クリバリが活きる道って何だろうか。そんなことも考えさせられる状況です。
〇1年目⇒2年目
得点 8.4 ⇒ 12.3
TS 54.3% ⇒ 51.5%
3P 34.6% ⇒ 28.1%
リバウンド 4.1 ⇒ 5.0
アシスト 1.7 ⇒ 3.4
TO 1.4 ⇒ 2.1
スティール 0.9 ⇒ 1.3
得点は伸びたのですが、TSが悪すぎる。3Pについては悪くなったとはいえ、もともとダメなポイントだと思われていたので、あと2年くらいで35%に落ち着けばいいよ。
ただ2Pが50%なので、3Pも決まらないけど、ドライブからのフィニッシュもあんまり。このままの路線だと、あくまでもディフェンダーだし、それもオフェンス面で使いにくいディフェンダーってことになります。
一方でアシストが大きく増えており、プレーメイクに絡む形は増えました。ここはアブディヤとクズマがいなくなったことも関係しており、悪くはないよね。ただし、ターンオーバーも伸びており、プレーメイクの回数を増やしたくらいの感覚になっているよ。
フィニッシャーとしては効率が悪く、ハンドラーとしては粗い
で、これがいいとか悪いとかじゃなくて、ウィザーズファン以外からみたら、ドラフト時の評価からこれといった変化がないし、驚くような武器もないので
「まぁそうだろうね」という範疇の2年目
でした。それはエースとして育成されなかったからでもあります。クミンガが契約で揉めていましたが、「オレはスターターなら20点とるぞ」という強気なアピールなわけだけど、30分のプレータイムで12点だとチャンスは与えられているけど・・・にも見えちゃうわけだ。
かといってシューティングが苦手な中で、ちゃんとアシストも増やしているから、アタッキングガードとしての可能性もちゃんと感じさせるんだよね。だから現状っていうのは
なんでもやるけど、全部少しずつ精度が足りていない
にもなっています。だから3年目のシーズンは自分のプレースタイルを確立し、チームの中で何をしていくのか、言い換えれば「周囲に自分にあわさせる」ことが出来るのかが重要です。そうしないと、みんながトレ・ジョンソンに合わせることになるかもしれない。
ちなみにクリバリと近しい成績だった選手を挙げていくと
〇ドスンム
12.3点
TS58.5%
3.5リバウンド
4.5アシスト
1.5ターンオーバー
一番近いのはドスンム。だけど、ドスンムはTSも高いし、アシスト/ターンオーバー率も良い
〇ルバート
12.1点
TS58.2%
3.2リバウンド
3.4アシスト
1.2ターンオーバー
ルバートも近い数字ですが、こっちはプレータイムが9分も短いので、もっと点を取れます。
〇ポジェムスキ
11.7点
TS55.7%
5.1リバウンド
3.4アシスト
1.2ターンオーバー
3P37%だけど、2P52%だったポジェムスキも似たような数字。3人ともディフェンス力のある選手で、メインのPGはしないけどコンボガードとしてハンドルはする。スターターなら5番手って感じで、シックスマン起用の形も多いタイプです。
2年目のクリバリの立ち位置はこれくらい。むしろクリバリは33分も出ているので、この3人より少し悪いくらいです。3年目のシーズンでごぼう抜きするのは最低条件にもみえてくるのでした。