昨オフに「マブス、ズルい」と思わせたのはナジ・マーシャルの獲得。サイブルの獲得に失敗したのに、ナジを手に入れたら十分すぎる補強じゃん。主な狙いはディフェンスのよいウイングの補強だったはずですが、シーズンが始まるとケガ人が出たこともあり、ナジは便利屋としての本領を発揮していくことになりました。
〇24-25シーズンのナジ・マーシャル
27.8分
13.2点
FG50.8%
FT81.3%
TS58.4%
4.8リバウンド
3.0アシスト
1.0スティール
なんと上の数字全てがキャリアハイ。単にプレータイムが伸びただけでなく、得点・リバウンド・アシストとオールラウンドな活躍を数字で示しました。ディフェンスの人だと思いきや、オフェンス面での活躍も目立ったシーズンでした。
ちなみにナジはペリカンズでも同じようにプレーメイクまで担当していたこともあります。呪われたニューオリンズなのでケガ人続出すると、それまでのコーナー担当から一変し、ウイングハンドラーとして活躍。当然、ムラはあるのだけど、ザ・ロールプレイヤーから必要に応じてメインハンドラーも出来るので、かなり有用だったりします。
そしてマブスに来た昨シーズンは10アシストが2試合、10リバウンド以上が5試合で17リバウンドなんて試合もありました。30点オーバーも2試合と爆発的な活躍も見せてくれたのでした。
その一方で仕事量が多岐にわたったことと、ハンドラーしていたことで3Pは27.5%と酷いことに。もともとシュートが得意ではなく、その上でプルアップも増えて成功率は落ちまくりました。本当の意味で主役としてのプレーをするのは難しいってことでもあります。便利屋はあくまでも便利屋。23-24シーズンはちゃんと38.7%を記録しているけど、基本はワイドオープンを決めることだしね。
それでいて本職はディフェンスなのだから本当に便利だよね。ガード相手のキラーディフェンダーから、センター相手のマルチディフェンスまで対応してくれるしさ。あと自分たちがシュートを決めた後にコーナーで隠れていて、相手のボール運びを後ろから襲うのも好き。アルバラードと2人でやっていたな。
基本のローテに加えておいて、ケガ人が出たら、そのポジションを埋めてもらえる。シーズンを戦う上では欠かせないタイプの選手って感じです。
まさにドンチッチに合わせるのに適切だったんだけど、いなくなってから更に活躍したってのも面白い。マブスはちょっと選手を集め過ぎた感じがあるのですが、キッドはこの手の選手が好きだから、活用されていくんだろうね。