◎タウンズがいないという事
〇アントマンの3Pアテンプト
6.7 ⇒ 10.3
タウンズとランドルがトレードされて始まった昨シーズン。一番初めに目立ったのは3Pを乱れ打ちするアントマンでした。なお、成功率は39.5%と優秀だった。
7.1本を放ったディヴィチェンゾの加入もあったのでウルブズは3Pを多く打つようになっていきました。でも、キャッチ&3Pのアテンプトを見ると大して増えていません。要するにチームで連動しての3Pという形ではなく増えていたわけだ。
〇ウルブズの3Pアテンプト
キャッチ&3P 22.9 ⇒ 24.9
プルアップ3P 9.6 ⇒ 14.7
もともとウルブズのキャッチ&3Pはリードとタウンズが多かったのですが、スクリナーでありポップ担当のタウンズがいなくなったことで、シンプルなツーメンゲームを構築しにくくなりました。オープンでドライブを決めるためにも、アントマンはプルアップ3Pを増やす必要があった。
ちなみに、そもそもビッグマン2人がキャッチ&3Pがチームで1位と2位ってのが変なので、少し正常化したという感じ。でもウルブズにとっては旧来の形はリードに頼る部分が大きくなったってことでもあります。
〇リードのオン/オフコート
オフェンス 116.2/112.4
アシスト/ターンオーバー率 1.93/1.66
アシスト率 65.0%/62.0%
リードのオン/オフのオフェンスレーティングに差が出ていることは前述のとおりですが、その中でも目立つのはアシスト/ターンオーバー率の差。リードがいればパスワークからの得点となり、いなければ個人突破になってしまいます。なお、リードのオンコート時にアシストが多くなるのはもちろんですが、ターンオーバーも減ります。
リードがコートにいると連動したオフェンスになる
タウンズよりもオンボールでのプレーをするランドルになったこともあって、リードのオン/オフは非常に大きな違いになりました。ちなみに面白いのはリードがいた方が「3Pは少なくなる」ということ。単純にリードの得点が増えるならば3Pを打ちまくりってことですが、それよりも上手くストレッチしてインサイドでも点が取れているってこと。
ウルブズのオフェンスはリードのオン/オフで単純な得点力ではなく、オフェンスの質そのものが変わってくるようになり、それはプレーオフでも「使いわけ」にもなっていました。
オフェンスで対抗したいとき、相手のディフェンスローテが早いとき、個人技突破が通用しないとき、リードをコートに送り出すことでウルブズは解決策を見つけることが出来ます。まぁサンダー相手にそれをやろうとしたけど、ローテが早すぎてリードの3Pが決まらない事件にもなったんだけどさ。