U16アジアカップ 雑感

◎難しい1年+1年

冒頭に書いた通り、1年後のU17ワールドカップでどのように成長しているかはとても大事なことです。今回のメンバーは中学3年生と高校1年生になり、場合によってはプレー機会が限られてしまい、もっとも伸びにくい年代でもあります。よくいう日本の受験制度問題。選手が一気に入れ替わる可能性もあるよね。

大濠が3人、開志国際が2人と偏ったメンバーでもあったしさ。どっかの高校から190センチ前後のウイングでいいから何人か出てきて欲しいよね。追い抜くことも、追い抜かれることも多発する年代だぜ。ただガード陣の方が戦術的に簡単じゃなさそうに見えるのが面白いけどさ。

そして2年後のU18のことを考えると、サイズアップとフィジカルアップは必須。走力バスケしていると厳しい要素なんだわ。その時は高校3年生になっているのでプレータイム問題はないんだよ。自分が主力になっている時に、どんな差が出ているのか。

オーストラリアに大敗したのは、無茶な突破をすると全てブロックされ、ムチャじゃなくてもディフェンスを剥がしていないと止められるというのがハッキリしていたからです。それまではねじ込めていたシュートが難しくなり、苦しく手のパスアウトにはディフェンスのクローズアウトが間に合ってしまうから3Pも決まらない。わかりやすく壁にぶつかりました。

上手くプレーメイクしてオープンショットを作っていたからこそ、オープンを作れないことで明らかに苦しくなったのがオーストラリア戦。白谷がいなかったのもあるけれど、苦しいときほど、チームオフェンスをしっかりやらないと個人能力の差で負けるんだぜ。

また、レイアップではなくフローター系を決められないと厳しいとか、パスのタイミングがワンテンポ早くないと通らないとか、オフボールでもしっかりとディフェンダーをブロックして動き出さないとダメとか。そんないろんなことを肌で感じた選手も多かったんじゃないかなー、という試合内容でした。1on1アタックを繰り返していたらわからなかったであろう要素がみえたのは良かったぞ。

所詮はU16。ここから伸びるかどうかが大事。サイズがないから「強い世代」とは感じなかったけど、ある意味では日本らしい戦い方を示したし、インテリジェンスの重要性を感じさせてくれたレアなU16でした。

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