◎白谷
オーストラリア戦を欠場したので、なんともいえなんだけど、白谷について言えば物足りなかったね。「大濠にはいって成長スピードが落ちている」というコメントももらったのですが、どちらかというと初めてみたのが2年前のU16で、その大会中の成長度なんかも含めた時に、凄まじい素材であると感じたわけですが、そこから中学で1年半やっているので、白谷のレベルに合わない環境で過ごしてしまったんじゃないかな。
それこそユースにいたら、2年前の時点で飛び級でU18に進んでいてよかったし、来年くらいにはBリーグデビューしていても良かったんじゃ・・・。そういうことさ。
2年前に初めて見た時、上の世代に混じったことでイマイチだったスタートなのですが、試合をこなす毎にアジャストしていって最終的には素晴らしい仕事をしていました。上の世代に混じるってことは『必要な仕事をこなせばいい』のですが、自分の世代になると『自分が多くの仕事をやる』ことになるわけです。どちらにも良さはあるよね。
白谷については中学レベルではセンターで無双できてしまうわけでして、U18にいってウイングとして大活躍して、トップへ進み、次第にガードへと移行していく・・・で良かったと思うので、ガンガン上のカテゴリーに混ざった方が面白そうだよね。っていう理想論はおいといて、普段は無双できるから、思ったよりも成長しなかったんじゃないかな。
そしてロールマンなのか、ハンドラーなのか微妙な動きをしていたから、ロールマンとしての動きがイマイチできていませんでした。これが一番苦しかったね。センターしていたならしていたで、身についていて欲しかったんだけど、中学世代では不要なプレーだっただろうしなー。うーん、難しいもんだ。
トップOFトップはユースへ進むべきではないか
ハンドラー陣が良かったことも含めて、そんなことを強く感じてしまいました。サイズのある選手は特にさ。目の前の勝利じゃなくて、Bリーグへ進んだ時のポジションで必要な事を学ぶって意味でも、ユースで適正ポジションを探しながら学んだ方が・・・。
個人的に白谷の適正ポジションだと思うのはウイング。ビッグとしてはサイズが足りないし、ガードとしてはハンドリングやコートビジョン、そしてアジリティへの対応など身に着ける要素が多すぎる気がしています。それよりもフィジカル面の強さでインサイドでも仕事できる良さを全面に出したいもん。
前置きが長くなったというか、前置きが全てなのですが、
もっとモンスター感が欲しかった
というのが正直な感想でしょ。みんな、そうでしょ。要するにあれがダメ、これがダメっていうんじゃなくて、もっともっと『凄まじい』選手でいて欲しかった。なって欲しい。
かつて八村に感じた絶対的なエース感。川島が実行した大黒柱感。そんなものが足りなかったぜ白谷くん。日本の選手の中では圧倒的なフィジカルをもっていて、安心感もあったけど、『一番良い選手』であって、モンスターではなかった。それはポジションとか役割とか関係ないのよ。ビッグならスピードでもフィジカルでもいいからゴール下にはいって無双して欲しかったし、ガードならドライブで吹っ飛ばしながら決めて欲しかったのさ。