ユーロの傾向をみてみよう

◎裏のスペース

ユーロバスケに参加しているNBAプレイヤーはビッグマンが多いわけですが、ヨキッチ、シェングン、ビターゼ、ヌルキッチ、そして引退するブーチェビッチと基本的にはプレーメイクに絡むタイプが多くなります。

逆にクエタみたいにゴール下合わせ専門のビッグは少なくなってきました。そのクエタも外に出てくるしなー。そこらへんはポジションに関係なく、上手い選手がボールを持つことが多くなった現代バスケの傾向でしかないかな。

さて、リムプロテクトがNBAよりも弱いのは身体能力の差ですが、NBAよりもずっと裏のスペースへロブパスを通してビッグマンがゴール下というパターンは多くなります。これがドライブ⇒ロブパスだったらNBAの方が断然多いけど、裏のスペースをビッグマンが確保して長めのパスはユーロの方が多い。

サボニスが連続でリバウンド王に輝きましたが、ユーロ系のビッグの方がこの「スペースを確保する」ポジショニングが断然多いです。なお、例外がゴベア。高さで勝てる選手はやらないことが多いスペースの確保。

そんなパスを出すのだからガードやウイングのパス能力もNBAよりユーロの方が上手かったりします。同様にドライブからのキックアウトはNBAの方が上手い印象がある。

ところでチームとしてイスラエルは例外で、ディフェンスを奮闘するし、裏のスペースを使えるような強いビッグがいない代わりに、空けてあるスペースに飛び込むビッグマンがいて、それゆえかドライブからのロブパスもあります。イスラエルはユーロっぽくないバスケをしている。

3P成功率がイマイチなこともあるのですが、スモール気味の戦いができているのがドイツとイスラエル。ドイツについてはスモールというか、フランツ無双するためにペイントに人がいない方がいいだけなんだけどさ。それはそれとして、裏のスペースというか、ゴール下のスペースの使い方はNBAとだいぶ違うってことです。

ビッグマンの強さが大事になるユーロ。その技術体系はアメリカとかなり違うよね。必然的にパス能力も必要になってくるしさ。ただ、そのパスから3Pが決まっていない点を各チームがどのように修正していくのかがあ、オリンピックまでの課題なのかな。

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