リトアニアのマルカネン対策

◎ヨクバイティス

バランチューナスがいないオフェンスを作り必要があったリトアニア。マルカネンにマークされている選手がアウトサイドに出てきて、ゴール下ではミスマッチ利用で攻めていくパターンが効きました。そのためバランチューナスがいないんだけど、ゴール下の得点は多かった。

このミスマッチに器用に裏パスをいれることもできれば、囮にしてのパスアウトも見事。そんなオフェンスを作り上げたのがヨクバイティス。今大会で目立ちまくっているPGは、オープンコートでのワンパス速攻をアシストすることも、広いスペースに何気なく展開することも、狭いパスコースを通すことも、そして自分で点を取りに行くことも出来る万能系です。

リトアニアのミスマッチ利用は見事でしたが、それはフィンランドが人数をかけて潰せばOKでもあります。それをさせなかったのは、ヨクバイティスが自らのアタックで点を取りに行ったこと。特にツーメンゲームからの突破は種類が豊富で、フィニッシュもゴール下まで侵入してのレイアップもあれば、ミドルもあり。自由自在に構築していきました。

今大会のリトアニアはヨクバイティスが凄すぎて、ヨクバイティスがいないとオフェンス力が大きく落ちます。そんな事情もあって、かなり長いプレータイムを与えられることになったフィンランド戦。バランチューナスがいないところでヨクバイティスに頑張ってもらおうぜ。

その期待に応える活躍を見せたヨクバイティス。特に2Qには得点ラッシュでリトアニアに明確なリードをもたらしました。一瞬の爆発が大きなアドバンテージになり、それはフィンランドを狂わせてもいったぜ。

ところが3Qにドライブしたところで膝を捻らせたような着地。自分で起き上がるも、ベンチに向かってNGサインを出し、そのままベンチへ戻って倒れこんでしまいました。ノンコンタクトでの関節系の痛みっぽいので大会をリタイアすることになりそう。アシストマシーンと化していた魅惑のPGがいなくなってしまうのは、リトアニアの躍進が期待薄になってしまうほどの衝撃。

これでオフェンスが苦しくなったリトアニア。4Qになってフィンランドに追い上げを食らってしまいました。まぁそれでも勝負強く3Pを沈めたこともあり何とか逃げ切り。

ちなみにバランチューナスは15分のプレーで8点。FG4/6と自分の仕事はしっかりとこなしたのですが、後半にはフィンランドに囲まれてのターンオーバーが連発してしまい、残念ながらリトアニアの策が正しかったことをプレーで証明してしまいました。まぁでも、よくぞ、この役割を受け入れたよね。

見事な勝利だったリトアニア。その代償がヨクバイティスの離脱では、割に合わないし、ヨクバイティス世代でのチーム作りになっているのに、核がいなければ色々と変えないといけないのかもね。なお、代役になる3番アーナス・ヴェリチカも25歳。他の国のPGと比較して劣るってことはないのだけど、ヨクバイティスが無双していたから差が激しかっただけさ。

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