〇vsスウェーデン
32分
28点
3P2/4
〇vsイギリス
23分
43点
3P7/13
〇vsモンテネグロ
31分
26点
3P1/6
3試合合計86分で97点と猛威を振るっていたマルカネン。この難敵を前にしたリトアニアがとった対策は予想外のものでした。
バランチューナスをベンチスタートにして、マルカネンを避ける
チームの大黒柱であるバランチューナスのプレータイムを大きく減らしてでも『マルカネン対策が優先』というジャッジをしたし、マルカネンとバランチューナスの点の取り合いでは勝てないと踏んだってことでもあります。チーム唯一のNBAプレイヤーのプレータイムを削ってまでマルカネンをどうにかしたかったリトアニア。
〇vsリトアニア
31分
19点
3P1/4
その対策は成功しましたが、ものすごく成功したわけではありません。それでもマルカネンの脅威を減らすことで、フィンランドの得点を78点に落とすことに成功しました。ちなみにモンテネグロもマルカネンの3Pが入らない形に持っていけたわけですが、こちらは85失点。スウェーデン93失点、イギリス109失点ということを考えると、マルカネンの得点を減らすことはフィンランドの得点を減らすことに直結しています。
さて、バランチューナスを下げてまで臨んだリトアニアは、マルカネンへのマッチアップは何人か実行しています。その中でも終盤に目立ったのは43番イグナス・サルギウナスでした。194センチのガードはハードマークで213センチのマルカネンに対抗します。つまり、リトアニアは
ミスマッチでもいいからマルカネンには密着マークする
ここを前提にしていました。オフボールで動いてくるマルカネンを捕まえ続けること。3Pを打たせないこと。必要ならばスイッチしてでも対応すること。リトアニアがやりたかったことは、徹底した密着マークです。
ちなみにマルカネンとバランチューナスが同時にコートにいる時間もあったのですが、前半に見事にオフボールで振り切られて3Pを打たれるシーンが出てきました。それはバランチューナスがついていけないからスクリーンで剥がしやすかったことも関係しており、徹底してマルカネン優先の姿勢は正しかったです。
〇2P 5/13
〇FT 6/8
ミスマッチはミスマッチなので、マルカネンの2Pアテンプトは4試合で最も多い13本になりました。ただ、ドライブはされないのでFTは8本でも4試合で一番少ないアテンプトです。
密着マークでアウトサイドから打たれない
ガードによるマッチアップでドライブの自由を奪う
ミスマッチでゴール下をやられるのは仕方がない
そんなリトアニアの狙いだったといえます。なお、マルカネンは6アシストを記録しており、自分へのマークを利用したプレーは出来ています。ただ、FG35%というのは高確率のマルカネンらしさが失われており、もう少し工夫が必要だったのも確かなのでした。