◎ホーキンソンに任せるペイント
配信中のコメントで「ペイサーズvsブルック・ロペスをみているみたい」と指摘されましたが、本当にそうでした。日本はオフェンスだけでなく、ディフェンスもホーキンソンで解決を目指している部分が多く、特にツーメンゲームへの対処は日本の大きな課題になっています。
今回はテーブスがメインのPGでしたが、富樫と河村がメインだったこともあり、日本はピック&ロール時に『スイッチは出来ない』という事情があります。なので、基本的にホーキンソンがドロップで守り、PGが自分のマッチアップに戻る守り方。
オリンピックのブラジル戦では、これで怒涛のミドル連打を食らいました。永久にミドルをドフリーで打たせているので、永久にドフリーで打たれました。もう、それだけです。この点を新しいチームつくりの中で解消する気がないことは、いうまでもありません。
レバノンはPGとローソンのツーメンゲームから崩し、大体はローソンが空くことになります。ホーキンソンはハンドラーも守るし、ローソンも守ります。間に合うわけないので、ローソンに柔らかいフローターを決められまくりました。2P10/11ですが、この成功率の高さは、これまでの相手にはなかった上手さでした。でも、日本はホーキンソンがそれくらい決めて当然なんだけどさ。
シリアは同じように23番がショートレンジをフリーで打てたのですが、信じられないほどミスをしてくれました。
イランのセンターは変なレイアップこそ決めたけど、基本はポップしてパスを受け、でも3Pがないからもう一度展開する。かつ、ホーキンソンを格上として扱って積極的には攻めてきませんでした。
グアムは・・・まぁいいか・・・。要するに、このアジアカップで日本が体験してこなかった相手センターの上手さに完膚なきまでに崩されたのですが、それって体験してこなかっただけで、シリアの23番には完全に崩されていたのは事実です。穴は空いていたが相手が下手だっただけよ。
じゃあ、そういう場合にどうするのか。1つはウイングの高速ヘルプになります。渡邊雄太だって高速ヘルプでセンターをブロックしていたじゃん。あぁいうのがわかりやすい形。
ブロックまで行けるかは別にして、基本的にホーキンソンがマッチアップする相手には、誰もカバーにいかないので、ツーメンゲームでドロップしてハンドラーを抑え、自分のマッチアップするセンターにパスがでても間に合わせなければいけませんでした。仕事が厳しいホーキンソン。
他にも、このアジアカップではホーキンソンが外に引き出されて、空いたスペースにドライブされるとカバーに来るのがテーブスか西田という感じでした。馬場はエースキラー役としてカバー担当ではなく、吉井はプレータイムが短かったり、寄ってきたらファールするからよくわかんない。ジェイコブスは親善試合と違ってこなくなった。よくわからない。
こうしてペイント内のディフェンスは、ほぼホーキンソン頼み。でも、そのホーキンソンがマッチアップするローソンが多彩でショートレンジを正確に決めてくると、チームディフェンスとして手も足も出なくなっていきました。
あとね、以前よりもホーキンソンが間に合わなくなっているのよ。それはスカウティングだったり疲労だったり。