現代バスケではピュアシューターみたいな選手ってほぼ絶滅したと思ってたんですがなぜ日本代表はシューターポジションを定義したがるのでしょうか。シュータームーヴできる選手なんてごまんといそうなのに。
こんな質問が来ましたが、代表の話ではなくNBAの話として触れていきましょう。
3P時代にはいった頃、いや、むしろ入る前に各チームがシューターを活用していました。それが3Pが増えていった中で、あまりシューターを好まなくなっていったのは、大した理由ではありません。
シューター:3Pが上手い人
シューター:オフボールムーブから3Pチャンスを作れる人
その前にシューターの定義をしないといけませんが、それこそ昔は前者でもシューターでした。3P打たない選手ばかりだったから、打つ選手っていうのはシューターだった。でも今は後者です。なぜならば、前者は誰でも当たり前の時代だから。
例えば、日本で一番「3Pが上手い人」は誰か、つまり前者は誰かといえば八村です。異論は認めません。なんせ3P成功率はずば抜けており、Bリーグですら、こんなに決めている選手がいるとは思えない。
〇八村の3P
オープン 1.5本 30%
ワイドオープン 2.5本 49%
オープンの確率は悪いとはいえ、ワイドオープンは50%決めてくる。NBAでもこれだけ決める八村が日本で一番3Pが上手いといって反論する余地はありません。他にNBAプレイヤーがいないってだけですが。
しかし、八村はあくまでもスポットシューター。ドンチッチやレブロンがプレーメイクしてくれたのを決めるのであって、自分でプレーメイクして決めるわけではありません。その前段階として「自分でフリーになる動き」もありません。シューターならば、これがないとダメ。
むしろ今だと3P35%でいいから、自分でフリーになれる選手の方が有能というか、レアです。また、「自分でフリーになる動き」といっても、1人で走るだけでフリーになれるはずもなく、2つの要素が必要になってきます。
・オフボールスクリーン
・自分が使えるスペース
それはチームとしてシューターを活用する形っていうことであり、オフボールのプレーメイクでもあります。オフボールのプレーメイクをしたがらないチームは多いので、シューターを使わないパターンが増えてきました。要するに
①プレーメイカー + スポットシューター
②パサー + スクリナー + シューター
どっちの方がチャンスを作れるのかっていう話です。殆どのチームが①を選びます。②にしても40%決まるか怪しいので、①の方が一般的には確率の高いオフェンスを構築できます。あとエースに満足してもらえる可能性が高いです。