アジアカップ vsレバノン②

レバノンに負けた最大の要因は、レバノンの11番ローソンの存在でした。「もしも、相手にもホーキンソンがいたら」こんなにボコられるという良い例示だったし、それはホーバスになってから相手にアジャストした戦いが出来ないという継続した課題になっています。ホーキンソンの仕事が素晴らしく、それを前提にしすぎるから、ホーキンソンのところでやられることに準備が足りな過ぎるっていうね。

さて、続いてレバノン戦の日本の内容を振り返っていきましょう。

配信中のコメントにも「今日は内容がいいから負けても見ていられる」というのが多かったのですが、クッソつまらない3P打ってるだけだけだった日本が、グアム戦でアホみたいな3P乱発をした反省からオフェンスが修正されました。

加えてレバノンはちゃんとスカウティングして日本対策をしてきました。この2つがかみ合って、日本のオフェンスはグループリーグ3試合とは見違える内容となったわけです。前半は。

◎エース・吉井

グアム戦は馬場のドライブキックアウトから始まりましたが、レバノン戦は吉井がドライブを決め、さらに馬場も続きました。『PGにお任せオフェンス』だったはずが、急にウイングがドライブしてくるから、レバノンは誰もヘルプに行きませんでした。

さらに吉井はポストアップからのねじ込みもします。それを普段からやっているのか知りませんが、もちろんレバノンはノーヘルプ。次々とアタックしていく吉井は効果的でした。

これまで『3Pを打たないと失格』という選考をしていたのに、吉井だけはOKというのも強化試合から続く流れですが、『ウイングがやることがないシステム』なのが、ウイングアタック連打になったので、バランスの良いオフェンスへと変化しました。仮に吉井が外していても、バランスは良かった。

レバノンは富永をフェイスガードなので、他で4on4になり、日本のメインであるホーキンソンから目を離してはいけないのがゲームプランでした。そのため11番のセンター・ローソンは殆どゴール下のヘルプにはきませんでした。ってことは、ゴール下が空くってことじゃん。レバノンからしたら吉井の1on1はノーヘルプで止めきるしかありません。

テーブスのドライブはホーキンソンとのツーメンゲームからなので、ローソンがブロックに来ることもあったし、ウイングの23番がローソンの代わりのリムプロテクト役をしていました。はい。日本に足りなかった『ウイングの高速ヘルプ』担当です。でも、間に合わないことの方が多いよね。

ホーバスの問題点であるオフェンスパターンの少なさですが、レバノン戦の前半は逆説的に、その問題点を指摘することに。コート上に、
PG+センターのツーメンゲーム
シューターのオフボールムーブ
ウイングのドライブアタック
空いたスペースへのカッティング

という各ポジションからのオンボール/オフボールの仕掛けがあれば、見違えるようなオフェンスになるわけです。

データがないのですが、確か前半は2P56%、3P45%くらいあったような。3Pは最後に外して、もう少し落ちていたっけ。

しかし、後半になると一気にオフェンスが停滞します。それはテーブスがケガで離脱したからではなく、ホーバスが自分たちの何が良かったのかを理解していなかったから。打ち出した手が反面教師になっていったんだもん。

ウイングのドライブが決まったこと、レバノンが全ポジションを警戒するからカッティングがしやすかったこと。そんなバランスアタックの成功をみて、「ドライブが効果的」という結論になったハーフタイムから全てが狂っていきましたとさ。

だから前半のバランスアタックもホーバスが意図したものではなかったと読み取るよ。
あくまでもグアム戦の3Pが多すぎたから、それを修正しようぜ、という前半だったっぽい。

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