ドラフト当日のトレードで24位指名権を手に入れ、ニケ・クリフォードを指名したキングス。今のチーム状況で24歳を指名して何をしたいのか悩ましく見えれば、そもそもデローザン・ラビーンがいるロスター構成で3番ポジションに何をさせたいのかも見えにくいところ。その成否はトレード待ちになっています。
ただ、キングスが「まともなウイング」を指名したのは驚きであり、サボニス・キーガン・ニケという並びは渋いけど、チームオフェンスとしては面白そう。要するに「オンボール担当」という要素を除けば、急に連動しそうに見えてくるし、積年の課題になっているサボニスのディフェンス問題もフロントコート3枚として守れるならば、一定の解決はしそうに見えてきます。
「普通の」ウイングがいればチームバランスも改善しそう
そんな風にみえてくるし、もはやディフェンダーになってしまったキーガン・マレーではあるけれど、欠かせない存在だし、もっとサボニスと絡めれば・・・ハンドラーがいなければ・・・オフェンス側も躍動しそう。
正直、ハンドラーはフォックスと、その控えにモンクがいれば十分で、シューター系と普通のウイング2枚という構成の方が強かったんじゃないかと思えてきます。ちなみにキングスのドラフト1巡目の歴史を見ていくと
24年 デビン・カーター(13位 ガード)
23年 なし コルビー・ジョーンズ(34位 ガード)
22年 キーガン・マレー(4位 ウイング)
21年 ダビオン・ミッチェル(9位 ガード)
20年 タイリース・ハリバートン(14位 ガード)
19年 なし カイル・ガイ(44位 ガード)
18年 マービン・バグリー(2位 ビッグ)
ハリー・ジャイルズ(20位 ビッグ)
4位と高順位だったキーガンを除き、基本はガードしか指名してこないのがキングス路線。いかにもハンドラー能力でしかスカウティングできていないようなチームです。キーガンの前はバグリー&ジャイルズまでさかのぼり、ガードかPFしか見えていないかのようです。
ちなみにその前はエースがカズンズ時代に6位でコーリー・ステインを指名なんかもしています。どっちもいなくなったのなんでだろうね。
今年のドラフトはラプターズ、ブレイザーズ、ウィザーズ、ジャズ、そして何よりPG3人指名のネッツと、既存の選手とポジションやタイプが異なる指名が続きましたが、キングスはフォックスがいる中でハリバートン指名、翌年がダビオン指名とやはりポジションバランス無視した評価軸でした。
やっぱりポジションバランスって大事と思わされてしまうわけですが、そんなキングスの3番ポジションについて振り返ってみましょう。そして何よりニケ君がんばれ!普通のウイングに価値があることを示し、「ボール持っている人しか見ていない」スカウトがダメなことを教えてあげましょう。
ラウリー・デローザン・OG・イバカ・バランチュナスがスターターだった17-18ラプターズが東でRS1位だったにもかかわらず、スパーズ移籍以降は3番仕事を求められ続けてるのはファンとしてはなんとも歯がゆいです。
たらればの質問で恐縮ですが、仮にフォックスのトレードでラビーンではなくヴァッセル&ケルドンが取れていた場合、キングスはどうなっていたと思いますか?
そこでいえばアヌノビーが3番なので、デローザンの仕事とは大きく違いますよね。
なんで違う仕事と認識できないのか不思議なのがキングスの長い歴史です。
ちなみにヴァッセルはスポット仕事できないので、あんまり意味ないです