◎大きく変われるのか
選手層を厚くするためにベンチメンバーを積極的に起用し、選手の役割分担に新たな要素を加え、プレーパターンにも新たな形を加えていく・・・それがナゲッツがやるべきことになるわけですが、それはディティールを修正するというよりは大きな見直しもしていきたいところです。
〇3Pアテンプト
シーズン 31.4本(30位)
プレーオフ 34.2本(10位)
特に目立つのが3Pを打たないというオフェンスシステム。リーグで最も3Pを打たないのにオフェンスレーティング4位というアンチ現代オフェンスなのですが、これでオフェンスが成立するのはほぼヨキッチというバスケ星人の力です。
〇ヨキッチのオン/オフ
オフェンス 125.6/104.1
まぁそりゃそうだよね。普通は3P打たずにオフェンス力を上げるのは難しいのに、ナゲッツは関係ないんだもん。ヨキッチが偉大過ぎて麻痺ってるんだよね。
ヨキッチナイズしなければ、もっと強いんじゃないのか?
こんな疑問も沸いてきます。ヨキッチがいなければ成立しないのか、ヨキッチ前提で作り過ぎなのか。後者でしょ。
ちなみにナゲッツはディフェンスでも21-22シーズンはリーグ10位のレーティングでした。徐々に、堅実に悪化しているのも何とかしないとさ。変革をしないと何も変わらないし、何も変わらなくても勝ててしまうというのが悩みどころ。
実は課題は1つに繋がってくるようなナゲッツ。『選手層』が一番の課題ですが、選手層を実現するには現状の戦術でしか進めないってわけにはいきません。もう少し一般化しておかないとヨキッチに絡める選手が出てこないぜ。
アデルマンの続投が決まった中で、従来とは異なる要素をいっぱい増やすことが出来るのか。その先にチャンピオンリングは見えるのか。考えることはたくさんありそうなオフです。
MPJが例年通りのプレイをしていれば
今頃ファイナルだったのではと考えてしまいます
まぁそのMPJをどうするかがオフの課題でもあるのですが…