ドンチッチがトレードされる夢が流行っているらしい

◎オレは4番

高いサラリーを貰いながらも「オレは4番」「センターが必要だ」とワガママを言っていたADですが、ライブリーとギャフォードという2人のセンターがいるチームへと行くことが出来ました。これでもう言い訳はできないぜ。

「ディフェンスがチャンピオンリングをもたらす」という点では、ガッチガチに守れるようになるはず。ガッチガチというだけでカリーあたりにボコられそうではありますが、それはやってみないとね。

クレイ・トンプソンが3番ポジションでやりにくそうだったのが、アウトサイドにスペースが生まれるし、インサイドを警戒されるようになることで、シューターとしての本領を発揮できそうなことはポジティブですが、2番になることでウォリアーズファンが嘆いていたディフェンスの問題が再び発生しそうでもあります。

ウイングは揃っているマブスですが、カイリーとクレイのガードコンビになると考えれば、それって「ディフェンスがチャンピオンリングをもたらす」になるのかも気になる部分です。そこは、そもそも今シーズンの課題だったわけだしさ。やっぱりドンチッチ以外をディフェンダーに変えるトレードの方が本質だったような。

これらすべての問題は『ADはオフェンス面でスペシャルになれるのか』にかかっています。

「オレは4番」というけれど、現代の4番は基本的にコーナーでプレーすることになります。そうでなければハンドラー能力が必須ですが、ADはそこが強みではありません。かといってギャフォードもライブリーもコーナー担当ではないので、ペイント内に2人のビッグマンがいる形になる可能性も。

ADが4番として効果的に機能するならばいいけれど、そうでなければセンターが余り気味。それこそ1人はレイカーズに差し出してほしいくらい。ここのオフェンス面がマブスのカギを握るわけです。

1年後にトレードする可能性はありますが、これから4年間はADと共に歩むことになるマブス。ドンチッチがADになってポジションバランスは良くなったけど、そもそもADのポジションがどこなのかってのは、ずーーーっと課題だったこと。数の上ではいいけれど、人間の気持ちは簡単じゃないしね。

そしてドンチッチがいなくなったチームに、どんな選手が集まるのか。FA市場で同じように振舞えるわけではないし、今のウイング陣もドンチッチがいなくなったらボールを貰う機会は増えても、活躍度は下がるかもしれない。短期的にはチームにプラスでも、長期的にはどうなんだろうかね。

ドンチッチの才能よりも、ADのディフェンス力を取ったマブス。この条件だと同じく周囲を入れ替えないとダメにみえるけどねー。

ドンチッチがトレードされる夢が流行っているらしい” への8件のフィードバック

  1. このトレードの衝撃はもちろんですが、
    思ったよりドンチッチ獲得の対価として安い印象があるのですがどうですか?
    ADを過小評価するわけではないですが、指名権もっととれたような気もします

    1. もっともっともっと取れますよ。トレード収支ならいくらでも狙えたはず

      まぁそれだとレイカーズが拒否したでしょうし、ADを欲しかったってことでしょうね

  2. LALはガソルとか定期的に他のチームじゃできないようなワケワカメなトレード成立させるからファンもついていくのが大変だ

    1. クリス・ポール連れてきて、リーグに止められたことすらあるチームですしね

  3. カイリーの控えにディンウィディ
    クレイ、時々ハーディ
    ナジとグライムス
    ADの控えにPJ
    ライブリー、ガフォ、パウエル

    まぁ悪くないっすよね
    ピースはしっかりハマってる感じ
     

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