◎起点とシューターポジション
うまくいったシーンをみてみると、ローポストアタック、トランジションからオフボールでシューターが動いている、逆サイドへのキックアウトなどが並びます。真正面からアタックしてのキックアウトは成功数が少なかったです。言い換えれば、ちょっと工夫すれば打ち放題だったはず。
これは問答無用に上手くいったシーンというか、この形なら上手くいく。これを繰り返せばよかったのに、ハイポストが多すぎた。
そんなわけでシューターポジションを間違えなければバックスのオフェンスは成立していました。「間違えなければ」というか「普通」じゃん。だからこそ、なんでこんなにホーネッツの対策に苦労したのかがわからない試合でした。
なんせ後半になってからシューターポジションが悪すぎた。トップ~45°に誰もいなかったり、3人がペイント内に飛び込んだり。そしてヤニスもハイポストにいるからパスアウトがイマイチ。ローポストじゃなくても、エルボーにしてサイドを寄せておけば、もっとシンプルに攻略しづけた気がします。
ベーシックなポジショニングを徹底できていない
今シーズンになって3Pが減っている理由はここだと思うんだ。リラードのプルアップもあるのに、どうして減るのかといえば適切な距離感、適切なポジショニングが徹底されていないから。昨シーズンまでのことを思い出せ、といわんばかり。