バックス 雑感 その3

vsホーネッツ

バックスとホーネッツの感想を、と思いましたが片方にフォーカスした方がわかりやすいし、ホーネッツがあからさまなヤニス対策をしてきたので、象徴的な内容になりました。ホーネッツのやり方も少し見え隠れするので、バックス目線で書いていきましょう。

リラード離脱により「もっと頑張る」モードになったヤニスはとんでもないスタッツを残しています。ヤニスがいなければ、ヤニスじゃなければ全く勝てなかった気がするくらいにね。そして今シーズンのヤニスは3Pを10本しか打っておらず、よりインサイドプレイヤーとして働いています。ペイント内得点は驚異の21.5点。今時3Pなしで得点王を狙えるというスペシャルな存在。

それはバックスが上手くいっていないからこそ、インサイドでヤニスに暴れまわってもらい、他の選手は外から仕留めるという形を進めていることも関係しています。なんせヤニス以外はペイント内得点が非常に少ないです。

2位のADに3.8点もの差をつけて圧倒的なトップにいるヤニスがいるのに、チームとしては平均以下。どれだけヤニスに依存しているのかって話です。レイカーズと違ってレブロンいないしな。

しかし、この傾向はブーデン時代でも同じなので、問題はヤニス以外が3Pを決めていない事。インサイド無双に3Pが組み合わされるかどうかが一番大事なわけです。

昨シーズンはグリフィンがHCになって、この形に頼らないオフェンスパターン増を目指したのに、リバースになって元に戻されていったのですが、今シーズンは3Pすらも減ってしまいました。この話の一番怖いところは、3P打たな過ぎだろっていうプレーをしていたホリデーがいなくなって、リラードがきたのに減っていることでもあります。

まぁブルック、ポーティス、トレントなんかの成功率が恐ろしく低いことも関係しているので、一倍には言えないのですが、結論的には本日のホーネッツ、もとい元バックスACのチャールズ・リーは明確にこの点を突いてきました。

バックスはヤニスがハンドラーしているケースが多く、それもハイポスト近辺でのボールタッチが目立ちました。それに対してホーネッツはドン引きディフェンスをしています。動画ではグラント・ウィリアムスがずるずると下がっていますが、下がったのちにホーネッツの選手は4人がペイント内にいます。

なんか中学生みたいな(中学生はマンツーだから出来ないか)ガッツリとした固め方になっていますが、ここには同時にバックス側のミスもいろいろと混じっています。このワンシーンに込められたバックスのミスが試合を通して展開されていました。

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