ペリカンズvsウォリアーズ

◎対照的

ウォリアーズペースになってからペリカンズは次第にヒールドへの警戒が薄れてしまいます。それはヒールドを囮にしたプレーをやられまくったから致し方ない形ですが、今度はヒールドが3Pラッシュします。あまりにも華麗なるシューターオフェンス。逆にウォータースがシュータームーブから裏へ抜けてダンクしているし、もう何を止めればいいのか。

昨シーズンのウォリアーズはパスとタッチ数がリーグで3番目に多く、1タッチ当たりのドリブル数はリーグで5番目に少なかった。にもかかわらず、本日のウォリアーズに比べればものすごく少ない。いやいや、本日が凄すぎた。マジで。感動的なくらいに。

ディフェンスで走らされまくったからか、単純にウォリアーズディフェンスのプレッシャーに耐えられなかったからか。連動性がなくなり、手詰まりになってしまったペリカンズオフェンス。そんなわけで4Qは特にこれといった変化は起きず、ただただウォリアーズのショータイムで終わりました。

本日のヒールドのポイントは4Qに偏っていました。4Qだけで19点。でもそれは3Qまでが「囮」として機能しまくり、それ故に4Qになってヒールド本人へのマークが薄くなったからでした。ただただシューターがシュートを決めるのではなく、シューターの存在が他の選手にイージーシュートを生み出し、だからシューターが空くという構成。

そのシューターにウォータースも名を連ねるんだぜ。ウォータースがこんなにムービング3Pへの適性があり、なおかつ逆を取ったカッティングで効果を発揮するとは夢にも思わなかった。たんにシューターであるだけじゃダメな能力なんだよね。

クレイと袂を分かったウォリアーズ
カリーが欠場したウォリアーズ
でも、信じられないくらいウォリアーズでした。

2人揃って言う事のない活躍だったし、ウォリアーズディフェンスは個人技を止めることが出来なかった。でもね、ウォリアーズがシュータームーブからの全体の連動で上回ったわけで、ものすごく対照的な両チームでした。

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