ペリカンズvsウォリアーズ

◎セカンドエース

層の厚さアタックが売りになるであろう今シーズンのウォリアーズ。問題はカリーに次ぐエースが機能するかってことでしたが、カリーがいなくなったら大問題じゃん。でも、その分だけ働くべきセカンドエースになるし、競争にもなる。が、異なる理由でベンチスタートになっているクミンガっていうね。

さて、カリーがいないことで良くなっているのはディフェンス。特にポムジェムスキーのプレッシャーはマカラムを困らせており、スイッチを促してもみんな守れるから関係ない。個人的にポムジェムスキーのオフェンス面は大して評価していないけど、ディフェンスはいいよね。読みもあるし、マンマークでもフィジカル。ドレイモンドやカイル・アンダーソンのカバーもあるので強い。

ってなわけで十分に戦えているんだけど、どうしてもオフェンスがね。クミンガがエースムーブしようとしてはボールが止まり、1on1に勝てずのシュートになってしまいます。1Q残り5分から0点に終わったウォリアーズ。互角の展開だったのに1Q終わったら31-14だぜ。ダメダメだよセカンドエース。

2Qになるとドレイモンド、カイル、クミンガの3ウイングにヒールドとウォータースの2シューターにしています。えぇ困っているんです。

ただ、この形でヒールドが動くとディフェンスがチェイスし、ぽっかりとゴール下へカットしたウォータースがイージーレイアップ。さらにヒールドとウォータースが3Pをヒットし取り返します。スプラッシュブラザーズが解散してもウォリアーズはウォリアーズ。特定のハンドラーがチャンスを作るよりも、シューターとパッシングでの構築が向いているようです。

今度はカッティングのヒールドからキックアウトしてウォータースが3P。ヒールドはともかく本日のスプラッシュブラザーズの一角がウォータースなのウケる。でもいい感じ。

ちなみにクミンガは酷すぎた。なんでもない横パスなのにペリカンズディフェンダーへパスしちゃうし、ドライブしようとしたらあからさまなトラベリングするし。それ以上に何をすべきかわかっていない、何をしたいのかわからない。チームメイトとの意思疎通が皆無。周りがシューターを活かすムーブできているだけに余計に目立っていました。

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