ウルブズｖｓキングス

後半が始まると明確にキングスの流れになります。キックアウトからサボニスが３Ｐを決めれば、ドライブからのスピンでレイアップ。そしてパスアウトからマレーの３Ｐと華麗な流れを作れば、そこにデローザンのドライブ＆ポンプフェイクのファールドローも出てきます。点差も開いていくぜ・・・

となれば前半とは打って変わってランドルがボールを持たなくなり、アントマン＆アントマン＆アントマン。両コーナーへのキックアウトパスで３Ｐをアシストし、そしてドライブで切り裂く。相手の流れになったところでのエースが縦横無尽に暴れまわるので簡単には離されません。

ただしハイスコアにはなるよ。ディフェンスのウルブズではなく、オフェンスのキングスにアドバンテージがある展開ってのは間違いない。

しかし、本当に１人で全てを担っているようなプレーをしていくアントマン。周囲も点を取るわけですが、崩しているのはほぼアントマン。下を向いて１ｏｎ１していると思ったら逆サイドコーナーへ展開しちゃうのとかスーパー。ちゃんと展開しているからチームメイトのリズムも崩れずに一時は二桁になった点差を追いかけ、そして残り１分では自ら３Ｐをヒットして逆転に成功します。

何が起きたかといえば「アントマンが凄かった」しかないような３Ｑとなりました。また上手くなってしまったのか。パス能力を上げてきたオフになったのかもしれません。お見事さ。