開幕　キャブスｖｓラプターズ

◎エースが欲しい

ラプターズはアバジやディックがローテに加わって、若いチームとしての立ち位置がハッキリ。昨シーズンもオフェンス戦術は良かったので、チャレンジなキャブスを上回るスタートになりました。ただ、アタックしたいクイックリーやバーンズとビッグマンの絡み方が曖昧というか、単に使うのが下手というか。

交代でブシェイがでてくるとパートルが下がると思いきや２人を並べた懐かしのビッグラインナップ。ついでにバーンズとクイックリーも下がったからか、何故かこの方がボールが回り始めます。アバジとディックがしっかりと絡みながらテンポが良いので面白くなってきた。ダビオン以外がデカいな。

ちなみに開始８分ちょっとでガーランドが３ファール。振り回されすぎていたのがわかりやすくファールになって出ていました。ところで開幕戦なので、みんな元気だよね。ハッスルというか走って止まらない。動きが激しい。だから遅れても手を出してファールが増えたガーランドかな。

ラプターズのオフェンスはピック＆ロール系統をさほど利用せず、ドライブアタックの組み合わせから崩して展開する形です。ただアタックするところから始めるエースキャラがコートにいる方が停滞してしまう。パスで動かし、キャッチ＆シュートを狙ってからドライブする選手が増えた方が気持ちよく回っています。サンダーも似たようなイメージだけど、個人技で行けちゃうＳＧＡがいるからな。

スコッティ・バーンズがレブロンみたいになることを期待したような戦い方なんだけど、そのは淡い期待にみえるし、その一方でそこまでやらせた方が（レブロンになれなくても）成長するよね。ＳＧＡだって初めからこんな風になるとは思わなかったしさ。