そりゃあアトキンソン信者になるわ

⑤主力選手の起用法は戦略的になる

⑥内部を改善する。手順を飛ばさない

これは1つのメッセージとも捉えられる。エースに自由を与えるか、それともエースだからこそ戦略的にすべきか。アトキンソンは後者なので、従来のオフェンスとは根本が異なることになりそう。それは内部を改革するということだし、1つひとつ学んでいく姿勢も見せています。

⑥に関しては選手個人の頭の中を改善するってことだと思います。ただ、選手とのコミュニケーションはビッカースタッフもやっているイメージでした。選手の意見を聞いてどうするか考えるタイプ。でも、アトキンソンの方はHCの意見を選手に伝えるイメージ。「今はみんな同じ考えを持っていると思う」とも語っているしね。

⑦ガーランドにはオフボールスクリーンからの3Pを

⑧周囲が良いチャンスを作ることでミッチェルの強引なアタックを減らす

⑨モーブリーがプレーメークにより関与して3Pのチャンスを作り出す

そして個人単位で言及されている内容も、うちのブログで書いている通り。ガーランドはオンボールアタックよりもオフボールで違いを作るのが上手く、その方が楽に得点を生み出せる。ドノバン・ミッチェルは本人の問題以上にハンドラー任せになりがちなプレーメイクに問題がある。モーブリーはまぁいいか。みんな同じこと思っているだろうから。

いずれにしても、個人の課題解決というよりは「チーム戦術として個人を輝かせる」にフォーカスされたコメントというのが良い。それぞれの得意技を理解しつつ、オフェンスシステムに組み込んでいくというのは、楽にプレーする事に繋がる。「楽に」っていうのが苦手な日本代表にも教えてあげて欲しい。

同時にスーパースターとなったワガママ軍団とは合わないHCってのもわかるよね。そりゃあムリだよ。個人技ボーンが好きな選手たちには受け入れられない。キャブスの面々は若いので、新しいやり方を受け入れると信じることが成功への大前提になりそうです。

そりゃあアトキンソン信者になるわ” への1件のフィードバック

  1. ストロングスタイル自体は否定しませんが、多くの場合はもう少し工夫しろや!って叫んでしまいます。ドノミチはスナイダーシステムでプレーしてたのでアトキンソンと大きくぶつかることは無いのかなぁって楽観的見てますが、そう上手くいかないのがNBA。でも一気にCLEが楽しみなチームになりましたので来季は注目して見ていきたいです

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