ホーキンソン・ジャパンを振り返ろう

◎3P

ホーキンソンが足りなかったラマスでしたが、コンビプレーを多用し、様々なオフェンスオプションを作りました。ただし、八村という存在がコートの真ん中に出てくることで困りごとも増えるという王道パターンの東京オリンピックでもありました。それはどうでもいいのですが、ラマスの問題点は

という1点に集約されているといっても過言ではありません。現代バスケ的には信じられないレベルで打たない。でもそれは日本バスケ的には普通だったりするので、ラマスが悪いのか、日本が悪いのか。ラマスが日本を変えられなかったのか、それとも日本をラマスがリスペクトしたのか。

なお、テクニカルレポートでは「各選手の特徴を活かすプレーコール」みたいなことが書いてあったので、ラマスがリスペクトし過ぎたと考える方が自然かもしれません。リスペクトした結果、3P打たないチーム作ってどうすんだって思うけどね。

あれから3年。ホーバスは「最も多くの3Pを打つチーム」へと変貌させました。この点について高く評価すべきです。それは「3Pを打つのが良い」のではなく、「3Pを打ち切らないカルチャーの日本を変革した」という意味でね。

その一方でラマスのようなコンビプレーは減り、オフェンスパターンは3つくらいしかないようなチームになりました。二兎を追う者は一兎をも得ずなので、ホーバスのやってきたことは否定はしませんが、NBAファンからすると「ちょっと古い」んだよね。なんせ今は「3P中心のオフェンスだけど、3Pオフェンスやっているチームはダメ」というのが現代の結論です。

ダントーニロケッツから始まった3Pオフェンス。それを更に3P増にしたのがブーデンバックス。でもブーデンバックスは「ワンパターンのストロングスタイル」でプレーオフで勝てないチームになりました。なお、優勝したシーズンは3Pが減ったんだよね。21年プレーオフは平均35.0アテンプトでしたとさ。

極端から極端に振ったラマス⇒ホーバス。間はないのか、間は。でも日本人のカルチャー的に「状況判断」が弱いからストロングスタイルはやりやすいし、受け入れられやすいんだろね。3年前に田中大貴が叩かれていた謎に近いかも。「何してんのかわかんねー」ということで叩かれていた田中大貴がコートにいるとチームは上手く回っていたという事実。

3Pオフェンスに欠かせないのは、オンボールにしろ、オフボールにしろ、フリーのシューティングを生み出すための献身的なスクリナーです。ルーク・エバンスは頑張ってスクリナーになってくれていました。しかし、ホーバスが女子でもやっていたもう1つの要素である「困ったらビッグマン3P」という点において、ホーキンソンは欠かせない存在でした。

Bリーグで活躍どころか試合にも出ていない谷口が急に代表に呼ばれたり、井上が常連になったりと、とにかくビッグマン3Pを探し続けたホーバスですが、最後に八村と渡邊に加えてジェイコブスがでてきたこともあり・・・本番はホーキンソン酷使しとくから関係なかったけどな・・・スクリナーと3Pビッグを求めてきて、1人で全部やってくれるホーキンソン・ジャパンになったわけです。

しかも、これでインサイドのプレーメイクもしてくれるんだから、便利すぎたホーキンソン。リバウンドをとりまくり、速攻の先頭を走り、スクリナーやったらシューターになり、パサーだってこなしてくれる・・・僕らはもうホーキンソンなしでは居られない。

ホーキンソン・ジャパンを振り返ろう” への3件のフィードバック

  1. ご無沙汰しています。

    本題から逸れてすみませんが、大阪IR導入予定に伴い、“MGM及びオリックス”主導で日本も“Sports Bedding(オンラインカジノ)”のMarketになる近い将来も予見されます。

    Online Betting Site | Sports Betting | Betway
    諸外国におけるスポーツくじ・スポーツベッティング関連法規制の動向①-米国(上)- | ゴールドオンライン (gentosha-go.com)
    The NBA’s Sports Gambling Issue Is Worse Than You Think (youtube.com)

    私は基本的に古い人間(classicism/65歳)なので、下記点を危惧しています。
    1. NBAがMGMに代表されるカジノ業界に汚染されてしまう将来
    2. 欧米社会以上に、日本社会全般が受けるかもしれない大きい負のダメージ(水原一平氏が象徴したばかりの)

    つまり、財政面のメリット(Integrity Fee, ETC)と前述のNegative Impactをバランスさせることは本質的に無理かと。
    管理人さんのご意見をお伺いできれば、幸いです。宜しくお願いいたします。

  2. 次の五輪だと八村(30)、渡邊(33)、ホーキンソン(33)。
    八村は全盛期と言っても良いかもですが、他はもう下降線ですね。
    下の世代では河村、富永はもちろん、ジェイコブス、川島、ルカ、ロロ、山ノ内、イブ、謎の双子etcと有望な選手は出てきていますが、上記三人よりも優れているかと言われれば当然そんなはずもなく。
    今年が歴代最強であり、未来に渡っても最強だった、なんてことになる可能性もあるわけで……。
    何としても一勝したかったですねぇ。

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