◎プレーオフ
〇ワイドオープン3P
12.7本(15位)
35.5%(11位)
そして迎えたプレーオフ。マジックをゲーム7で下し、セルツ相手にはケガ人だらけの戦いで敗れ去りましたが、ワイドオープン3Pの少なさは致命的でした。シューティング能力の高い選手を揃えたところで、チャンスを作れなければ意味がないというスパイラル。
〇キャッチ&3P
17.6本(14位)
31.3%(14位)
ワイドオープンが少ないから、キャッチ&3Pも少ないわけですが、加えて確率の面でも苦しいものがありました。3Pでオフェンスを作るセルツが25.4本、38.4%決めていたことを考えると、クリエイトの部分でもシュート能力の部分でも負けていたって感じです。キャブスはシュート能力ある選手を多くそろえているのにね。
〇プルアップ3P
15.2本(1位)
31.9%(10位)
その一方でプルアップ3Pだらけでもありました。これが二重に苦しいんだよね。3Pを打つ気持ちはあるが、フリーのシチュエーションを作れず、無理に打っているという事であるし、ワイドオープン3Pを打てないけど堅実な2Pで勝負しているわけでもないってね。
ドノバン・ミッチェルとガーランドの両エースは共に35%を決めており、そこそこ悪くなかったのに、それ以外で決まらないという構図でもありました。なんか、反省点だけ見ると再びシューターを集めたくなるもんな。
〇オフェンスリバウンド率 23.3%(13位)
そしてアレンの離脱があったことで、得意のオフェンスリバウンド勝負でも負けていたのが苦しかったです。なんだ。ホーバスでも呼んでくるべきか。
強みと弱みがあって、弱みの部分を改善しに行って、でも改善しきれず、逆に強みの部分が消えてしまったプレーオフでした。まぁケガの関係なので仕方ないのですが、層の薄さっていう問題を解決した方が良いんじゃないかってさ。もうモブリーと高額契約したから非常に難しくなっていますが。
◎さようならビッカースタッフ
ってことで、今回はシューターもそろえたのだからビッカースタッフを解雇する流れとなりました。正しいといえば正しいけど、1年前の時点でビッカースタッフではシューターオフェンスを構築できなのはわかりきっていたことだし、その前提でセカンドラウンドに進んだのに解雇ってのは、なかなかどうして不思議ちゃん。
もともと戦術のないHCであることはグリズリーズ時代にわかっており、その代わりにハードワークで若者たちを頑張らせる点では頑張ってきました。しかし、この1年の進歩が何だったのかを考えると、ディベロップメントに乏しいことがハッキリしました。
一方でそれはガーランドとモブリー個人の問題なのかもしれません。3年前に素晴らしいプレーを見せたガーランドが、そこから何をどのように伸ばすのかに迷ってしまい、2年目には最高級のディフェンダーになりインテリジェンスを持ったビッグではあるけど、その中で何をするかわからなくなっていたようなモブリーでした。
いずれにしても大事なのはガーランドとモブリーをどう活用していくのかってことです。層の薄さを改善することが難しい状況なだけに、この2人がやるべきプレーを明確にし、スキルを増やさないといけません。スターターが揃った方がオフェンスが上手くいかないというのは、組み合わせの悪さってことだし、スキルセットの幅が足りないってことだ。
ということで、今回は以前に書いていた「さようならキャブス」を再編集して書きましたが、このシューティングキャブスが機能するのかどうかを、ちょこっと考える次回にしましょう。