さようならロケッツ’24

◎未来は明るいが、楽ではない

シェングンとグリーンの契約延長が予想される今オフ。グリーンにマックスを払うのが怖ければ、もう1年先延ばししてもOKですが、その先にはジャバリ・スミス、イーソン、ウィットモア、アーメンと控えているのだから、安直に決断するわけにもいきません。

しかし、契約なんて二の次。暗すぎた1年前に比べれば、ものすごーーーーーーく明るい未来が開けてきました。「グリーンを信じていいのか」だった1年前に対して、「グリーンは信じているけど、まだまだ他の若手もいるし、何がいいんだろうか」というぜいたくな悩みかもしれません。

HC交代したシーズンで底辺からプレーイン争いまでライジングし、それも期待の若手が何人もいる。未来は明るいに決まっています。

しかし、明るくても簡単ではないのがワイルド・ワイルド・ウエスト。
2年前、一体だれがグリズリーズがプレーイン争いにすら絡めないと知っていただろうか。
1年前、一体だれがキングスがプレーイン争いに転落すると知っていただろうか(いそうだな)

開幕前、レイカーズがウエストのトップだと何人もの専門家がいってたよな
開幕前、サンズのビッグ3は優勝候補筆頭扱いされていたよな
開幕前、ウルブズが首位争いに加わるなんて誰も信じられなかったよな

ロケッツと同時に再建に舵を切ったサンダーは今やトップチームだ
ウェンビーが驚異の活躍をしてもスパーズは最下位だ

なんとも難しくワイルド・ワイルド・ウエスト。ジジイチームが軒並み苦しみ、かといって若手で勝てるかといえばそういうわけじゃない。事件を起こすヤツもいれば、ケガで戦力にならないやつもいる。それでも勝っていけるチームじゃなければ、トップチームとして認識されないのがウエストです。

悪夢の2年間から、後光が差してきた今シーズン。かといって来シーズンが安泰ってことはない。しっかりとディベロップメント出来るのか。若手は問題を起こさないのか。様々な課題をクリアして初めて、やっとプレーオフへと進めるのがウエストです。まずはゆっくり休んで更なる進化を果たしましょう。

さようならロケッツ’24” への1件のフィードバック

  1. スマートが来たのに戦う姿勢が薄らいだMEMは、持ち直すことが出来るでしょうかね。
    一度そこそこの成功体験をしてる、かつエースも準エースも調子づきやすいタイプなので、下手すりゃHOUより難しそうです。。。
    スマート、勿体ない。

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