セルツはオーバーヒート気味のブラウンがテクニカルをくらうスタートで、早々にいら立っています。でも苛立たされているようにみえます。思うように抜けないし、ローテディフェンスが早いのでパスを繋いでもチャンスが作れない。だけどテイタムが簡単に3Pを決め、ブラウンのアタックでこじ開けていく。
2Qになってもピックを使ってスイッチを促してもブラウンvsナジで突破しきれなかったり、マークを剥がそうとしても連携の早さでどうにもならなかったり。苦しそうなオフェンスなんだけど、それでいてオフェンスリバウンドでハッスルするブラウンで互角の展開を続けます。
セルツはスモール気味なのが日常ですが、そこにナゲッツのセカンドがマレー、ワトソン、ブラウン、ホリデー、ナジなのでマッチしています。マッチしているならば簡単にどちらかが上回ることはないよね。ここにレジー・ジャクソンが混じれば一気にセルツペースになりそうなのですが、マレーが決めまくるぜ。
ってことでブラウンとマレーの決めあい。ただプリチャードやハウザーの分だけ、ナゲッツの方が平均ディフェンス力が高くみえるので、ブラウンが相当頑張らないといけない。そして相当頑張った。
〇2Qのブラウン
15点
FG6/11
5オフェンスリバウンド
ブラウンのセカンドユニットは良かったものの、スターターが戻ってくるとハッスル不足に陥ります。それまでもオフェンスそのものは成功しておらず、ブラウンが何度もセカンドチャンスを作ったのが目立っていたわけですが、この分が消えてしまった。
逆にヨキッチに3つのオフェンスリバウンドを許しゴール下で苦しみます。それでもレジーやゴードンのシュートミスが続いた時間帯は良かったのですが、マレーが戻ってきてから少し差が開いて前半が終わります。
ところでセルツはマレーを狙った1on1が多かったのですが、これが全く決まらない。他の選手を狙うよりはマシってことなのかもしれませんが、テイタムやブラウンがポストアップで押し込むにはフィジカルな対応が出来るマレーは良い相手ではなかったかも。同じことをするならKCP狙った方がいいんだけどね。
そのマレー狙いでスティールされることも続いたのが痛かった。まぁ接戦が続いてラスト1分でゴードンのアリウープ、ヨキッチのオフェンスリバウンド、そこにポルのテクニカルと終わり方が悪かっただけでもある。
そして2Qはヨキッチのブザービーターだもん。前半は62-54とナゲッツの8点リードですが、1Qと2Qそれぞれでブザービーターくらったのが5点分だもんな。